伝えたいことをより深く理解をしてもらう コツとは。
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プロ野球独立リーグに属する選手が育成ドラフト
一位指名を受けた選手の話から感じたこと。
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今から2週間ほど前の日曜日のお昼前。
「ミライモンスター」というTV番組で放送されて
いた野球選手の話に思わず見入ってしまいました
。
その選手は、プロ野球独立リーグの栃木ゴールデ
ンブレーブスに属する石田俊選手です。
独立リーグは、セリーグやパリーグなどのトップ
リーグを目指す人が数多く在籍するこれからの選
手が頑張るリーグです。
石田選手は、トップリーグを目指しているわけで
すが、高校と大学では野球部に属しながら、公式
戦経験がほぼないという経歴です。
普通なら実績がないということでトップリーグの
選手になることをあきらめるかと思います。
そのような、何も実績のない選手が楽天球団から
育成ドラフト一位で指名されたことに大いに興味
を持ちまし。
石田選手の経歴が話されるにつれ、公式戦の経験
がなくともあきらめずに夢を追いかけて頑張る姿
に、だんだん、引き込まれました。
番組では公式戦に出れなかったのは、怪我のせい
であったこと、サイドスローながら150km近くのス
ピードが出ることが魅力であることなどが語られ
ます。
番組の終盤で、ドラフト会議を待つ石田選手が映
し出されました。
ドラフト会議独特の口調で行われる指名選手の読
み上げをテレビで見ながら、自分の指名を待つ石
田選手の様子を映していました。
他の人の名前が呼ばれるたびに石田選手の微妙に
緊張した感じが、見ている自分にも伝わってきま
す。
おもわずがんばれ!と心の中で一緒に応援しまし
た。結局、全球団の指名が終っても、名前を呼ば
れることはありませんでした。
駄目だったんだなと思った次の瞬間、楽天から育
成ドラフト一位指名を受けた場面が映りました。
実は、ドラフトの制度は、通常のドラフト指名以
外に、育成することを前提で契約する育成ドラフ
トという制度がありそれで指名を受けたんだと説
明が入りました。
見ている自分は、思わずウルっときてしまいまし
た。
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石田選手に興味を持つと、その背景を知りたく
なりました。
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実は、この番組を見るまでは、それほどプロ野球
に興味がなく、ライトな西武ファンぐらいな感じ
でした。
でも、石田選手の生きざまを見ることにより、が
ぜん興味がでました。
まず、プロ野球独立リーグの存在をググってみて
、セリーグやパリーグなどのトップリーグ以外に
、地方にいくつかの独立リーグがあり、トップリ
ーグを目指す人たちの活躍の場になっていること
を知りました。
育成ドラフトという制度もググって知ることがで
きました。今ソフトバンクの主力選手である千賀
投手も育成ドラフト出身であることも知りました
。夢がある世界だなと思いました。
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不遇な環境の頑張る姿は共感を
呼び応援したくなる。
また、ドラマを生みやすい環境づくりが
重要。
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もともと、それほど野球に興味のなかった自分で
す。
興味を持たせてくれたのは、石井選手の不遇な環
境にめげることなく頑張り、育成ドラフトで指名
されるというドラマに共感したからです。
共感するとその対象に興味が出て、より深く知り
たくなるのだと思いました。
また、共感を呼びより深く知ってもらうには、苦
労を経て成功につながるドラマを感じさせること
も重要であると感じました。
また、今のプロ野球は、独立リーグがあることで
いろいろなドラマを生みやすい環境が整備されて
いるとるのだと思います。
ドラマを生むためには、ドラマを生みやすい仕組
みを持つことも重要だなと感じた次第です。
以上、プロ野球独立リーグに属する選手が育成ド
ラフト一位指名を受けた選手の話を通して、伝え
たいことをより深く理解をしてもらうコツについ
て感じた話でした。
DRM研究会 八木
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DRM研究会 https://drm-smec.com
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