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水源再生有機土木第2弾”オープン見学説明会”10/26

プラネタリーヘルス・アクションのプロジェクトとして、江府町からプラネタリーヘルス拠点として使わせて頂いている町営のせせらぎ公園にある失われていた古来からの湧水地の水源再生を去年から行ってきました。
江府町は、私たちといち早くプラネタリーヘルス連携協定を結んで、奥大山にある国立公園の木谷沢渓流エリアの遊歩道を土中環境のから改善する「有機土木(環境土木)」による再生にも町をあげて取り組んできた先進的な自治体です。

昨年の水源再生第1弾施工

第2弾の施工では、湧水地を再生し、人と水が再び関わることができる水場を復活させます。
期間中、オープン見学会を開催します。
(一社)有機土木協会の代表理事・高田宏臣さん(株式会社高田造園設計事務所代表・NPO法人地球守顧問)に有機土木の視点から現場を案内、解説頂きながら、有機土木の施工を見学して頂くことができます。

この機会にぜひ、お運びください。

(施工前)
薮化してしまったかつての集落の大切な水源。

施工前、藪化した水源地

昭和の遺跡として発掘された、湧水地に造られたコンクリートの水道装置を取り壊し、

薮の下からコンクリートの水道濾過装置が発掘された

藁や落ち葉、竹炭やくん炭を使って、微生物の力を借りながら、
たくさんの人の手によって、土をつくり、地下の通気水脈を再生します。

水を地下に浸透させる装置となる石組みは、さながら龍神の城。
(第1期施行後)

龍の宮として再生した水源

藪の中を掻き分け、掘り進め、手探りで地下に埋められた第3水源を発掘し、
第2期施行となる今年は、地下からの水の流れを再生し、本格的に湧水地として再生しています。

土砂に埋められた地下から自噴する井戸を発掘した

この風景がどんな湧水地として再生するのでしょうか?

この風景がどう変わるのか

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日時:2024年10月26(土) 14時〜16時(予定)
   受付開始:13時半〜
申し込み:https://pha2024.peatix.com/
参加費:無料(寄付チケット、手ぬぐい付きチケットあり)
当日受付:可能
場所:鳥取県日野郡江府町江尾420せせらぎ公園
服装:動きやすい格好、スニーカーなど歩きやすい靴
注意:現場では施工が進行していますので、見学の際には指示を守って安全に注意して下さい。========================================================
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<こんな方におすすめ>
プラネタリーヘルスの本質が知りたい
高田さんと土中環境を観察したい
生態系と山、土、人の関係を知りたい
大山さんを愛している
一緒に何かしたい
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<有機土木解説>

高田宏臣さん(一社)有機土木協会 代表理事
NPO法人 地球守 顧問 
株式会社高田造園設計事務所代表
国内外で環境土木による環境再生に従事。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、里山、奥山、保安林等の環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政や民間団体からの依頼で、環境調査、再生計画の提案、講座開催、および技術指導にあたる。
主な著書に『土中環境』(建築資料研究社)『よくわかる土中環境』(PARCO出版)

<プラネタリーヘルスナビゲーター>
桐村里紗

医師・地域創生医天籟株式会社代表取締役医師
(公財)日本ヘルスケア協会・プラネタリーヘルスイニシアティブ代表理事
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻道徳感情数理工学講座共同研究員
臨床医として予防医療から生活習慣病、在宅終末期医療まで幅広く臨床経験を積み、現在は人口最少県の人口最小の町・鳥取県江府町のせせらぎ公園を拠点に、人を含むこの惑星全体を最適化するプラネタリーヘルス地域モデル(鳥取江府モデル)構築を行う。
プラネタリーヘルスの理論と実践の新著『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)が話題。

申し込み:https://pha2024.peatix.com/

主催:天籟株式会社
後援:江府町
問い合わせ先:天籟株式会社
info@tenrai.co( coで終わるアドレス)


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