drこども漢方
お腹に効きやすい薬の種類です。
子育て世代は、毎日ヘトヘト、イライラ、ボロボロ。 でも、なんとか乗り切らなくてはならない、そんな時、漢方薬が助けになることがあります。
風邪のひきはじめ、漢方薬は効きやすいです。 子供も大人も上手く漢方薬を使って、乗り切って欲しいと思います。 もちろん、効かないこともあります。
漢方薬のだいたいの捉え方を、エキス剤毎にまとめています。漢方を飲んでみたいけど、親しみにくい方、持っている漢方薬が何の薬か分からなくなった方、に向けて書いています。 出来るだけ簡単な言葉で、短く、書いています。 お薬の雰囲気や、方向性が分かって頂けると良いな、と思います。
西洋医学のお薬も、必要に応じてモチロン出します。 必要の程度は、症状により、患者さんにより、環境により、時期により違います。 こどもと家族にとってどうしたら1番良いのか、考え処方しています。
子供が風邪を引くと、仕事が増えてヘトヘト。 夜中も子供の世話でヘトヘト。 普段は元気なんだけど、ね。 そんなお母さんにもオススメ。 補中益気湯をとりあえず呑んで乗り切って欲しい。 このお薬は、 “気を注入”する感じのお薬です。 だから、最近疲れて食欲落ちた。 や、最近汗や、尿や、生理など、漏れ出る機会が多い、など、気が消耗して起きる出来事に向いています。 頓服でも、よく効きます。 慢性的な場合は、違う原因に対する薬も必要な場合があります。 朝起きるのが
ホクナリン(ツロブテロール塩酸塩) は、 気道を広げる薬です。 喘息の様なゼコゼコや、咳に出します。 気道を広げることで、苦しさを解決します。 咳止めではありません。 対症療法のお薬です。 そして、副作用と、耐性がつきやすいことが有名です。 副作用は、 振戦という、ふるえや、心臓のドキドキです。 また、 耐性と言って、長く持続的に使うと、量を増やさないと効果を得られなくなったりします。 なので、 必要では無い時は、使わない事が大切です。 子供では、
熱は無いけど、痰と咳で眠れなくて苦しい。 だんだんイライラしてきた。 そんな方に最適な薬です。 多少冷す薬は入っていますが、強力に冷やすことはしないので、もともと冷え性の方でも使いやすい薬です。 少し苦いですが、それほどではありません。
明らかに、イライラしている。 明らかに、当たりがキツイ。 明らかに、、、何かおかしい、、、。 悪いことはしていない。 オムツ替えも手伝った。 朝ご飯が無くても文句を言わなかった。 なのに、何故、、、? 簡単に言うと、奥様は、 “人生で初めて、自分自身よりも大切な人に出会った” のです。 ホルモンのせいか、DNAのせいか、は分かりません。 しかし、一部の方を除いて、世界的に大部分の母は、そうなります。 “子供”です。 奥様ご本人も気づいていません。
漢方薬の副作用をお話しする上で最も有名で、注意が必要な病気が、薬剤性間質性肺炎です。 ”咳の悪化、続く熱、だるさ”が、漢方を飲み数日経ってから日に日に悪化する場合、これを疑います。 治療は、 まず漢方の内服をやめる。 その後、必要であれば、ステロイドという薬を内服します。 基本的には、治療可能です。 原因は不明です。 (この副作用を起こすエキス製剤は、黄芩(オウゴン)や、半夏(ハンゲ)、柴胡(サイコ)という成分が入っている製剤が疑われています。しかし、それらが入っ
人生で初めて”自分よりも大事なヒト”が手の中に居る。 不安になるのが当たり前です。 この子のために、 日本で一番の、 いや世界で一番の 素晴らしいお母さんになりたい。 なんとかして、この不安定な世の中で、 この子を健やかに、賢く、幸せにさせたい。 必死にネットで調べ、良いと思われることは何でもしたい。 そう、皆 愛情(とホルモンバランス)から来る。 必死の愛から。 これは一部の方を除き、世界中のお母さんが感じること。 何でも手に入りそうな何処かの王室のお
熱➕咳 熱➕鼻水 熱➕嘔吐 熱➕下痢 が、ここ数日前から症状が出てきた。 1年、2年など、長〜〜い経過や、何度も同じ症状を繰り返す、ではない場合(3歳未満の、集団保育を受けている児における、断続的な風邪は、長い経過のうちに入らないことが多い)、 多くは、 “バイキン”とよく言われる悪いヤツが身体にはいったことによる症状かな?と考えます。 つまり “うつるやつ”です。 うつり方は色々あります。 強かったり....同じ部屋にいるだけでうつるくらい!、 弱か
子供のおちんちんを、いつからむくべきか? 諸々調べた結果、 ”基本”は、3歳頃から徐々に、で良い。 清潔を保つ為に、痛くない範囲でむいて洗うことは良いと思う。 “基本”に属さないのは、以下である。 バルーニングと言って、おしっこをする時におちんちんの先が膨らむ。 おしっこをすると、糸の様に細くなって出る。 おちんちんの先が赤く腫れることを繰り返す。 宗教や、習慣による。 家族がどうしてもどうしてもむきたい。 など ネットの情報も含め、偉い先生の文献も拝読
(よく虚、実と聞くのは、元の体質として聞くことが多いと思います。 同じ言葉なのに、理解の仕方が違う言葉があるのが、漢方の世界です。 分かりにくいですね。 これは、日本における漢方薬の歴史のせいなのですが、、、この話は、今はやめます。) 病気の治療をするのに、何処に原因があるか、を知る必要があります。 身体が弱っているならば”虚”とし、足りないものを補う治療が必要だと判断します。 病気の原因(邪)が強ければ”実”とし、邪を取り除く治療が必要だと判断します。 もちろ
“気”とは? 1番”気”がない状態は”死”です。 “気”がある状態も人により違います。 例えば、 生まれた時から病弱な人の気と、 ずっと一度も病気をしない人の気 は、元から量が違う。 バランスを崩すと病気になります。 病気になる前にバランスを崩さないようにすることが漢方の考え方です。 その人に合った気の量のバランスが大切なのです。 なので、漢方では当たり前なのですが、同じ病名でも、人が違えば治療は異なります。 同病異治 整え方は人により違います。 そ
お薬を処方するには、考え方があります。 身体の中の悪さをする”邪”の種類を知る必要があります。 暖めて良くなるのか? 冷やして良くなるのか? 逆の治療をする事になるので、コレ、とても大切。 身体は正直なので、患者さんに聞くのが1番です。 体温よりも、聴くことが大切。 寒いですか?冷たいものを飲みたいですか? 暖かくしたいですか? 寒く感じ、暖かくして欲しい→寒の邪 熱く感じ、冷たいものが欲しい→熱、暑、の邪 です。 寒いならば、暖めたり、熱くする薬が効
風邪の引き始め、寒気や肩こりがある時。 汗をまだかいていない発熱 風邪に伴う下痢にも効きます。 常備薬として、とても便利です。 風邪の人が沢山居るところに行った後、少し心がザワザワする時に飲めます。 飲みやすい薬です。
風邪、肺炎、気管支炎、鼻炎、副鼻腔炎、など。 黄色いベタベタした鼻水や、痰に効きます。 肺の熱を冷やし、潤し取り除きます。 乾いた咳を潤します。 少し苦い薬です。
効果がある病気は多岐にわたる。 胃腸炎、下痢、嘔吐、浮腫、頭痛(特に低気圧に伴うモノ)、耳鳴り、二日酔い、高山病、めまい、など。 速効性があります。 お尻から、注腸にて使う事もあります。 温めて身体の中の水を正しい場所に動かす薬です。 全身に効果があります。 利尿薬と似ていますが、利尿薬ではありません。
副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、風邪、など。 鼻のつまりを取る効果がある葛根湯です。 肩や首のこわばりがある風邪様症状に、鼻つまりを伴う時に使う。
喉の痛みと、痰絡みのゼコ付きを冷やして治す薬。 もう39度の熱は出ないけれど、37度台の熱が続き、汗は出ているけれど、ゼコゼコし、痰がらみの咳がある人に合う。 痰が多過ぎる人には合わない。 喘息の治療としても使う。