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20240802(91日目)「出荷ミス減らしたいけどダブルチェックはしたくない」なら出荷場を見直そう

このマガジンは、大阪府枚方市をキーステーションに、全国展開する文化エヴァンジェリスト(伝道師)会社として独立することを考えている私(中小企業診断士2024年1次やり直し組)が、ミッションである「365日おもしろいを生み出す」を実現するために、記事を上げていってみようと思います。。
有料マガジンとしていますが、投げ銭だと思ってください。皆様是非、1月に500円、登録いただけたらありがたいです。
さて、91日目のテーマは、「「出荷ミス減らしたいけどダブルチェックで工数増やしたくない」という相談への回答」です。

私事ですが、新卒で入社した会社がなぜなぜ分析を「トヨタさんが5回ならうちは7回やろう!」と無邪気に言う社風でした。
なぜなぜ分析は「回数」ではなく、「真因を見つけられるかどうか」が問題なので、「なぜ」1回で真因にたどり着ける方は5回も7回もする必要はないわけです。
ただ、回数をこなそうとすると、確実に変わるのは現場を見る目・意識です。ひとたび考え出すと「なんでこんなあちこちゴミ箱があるんだ」とか「今日出荷の荷物、こんなところに置いといて出荷漏れしないのかな」などと色々出てくるわけです。
これが、現場を改善するタネになるので、「なぜなぜ分析」は真因を見出すにあたって改善のタネを山ほど見つけることができる仕掛けもあるわけです。
さて、少し話がそれましたが、今期は昔受けた、とある相談です。
その工場では毎日出荷がありましたが、生産計画や出荷計画が2~3日前まで決まらず、当日に追加などもざらにありました。
物量が増えてくると必ず起こるのが、テレコや送り先間違い、商品間違いなど。いわゆる「出荷ミス」です。
このミスを防ぐために、チェックリスト増やしたり、声出しして伝票読み上げたり、ダブルチェックしたりと対策を重ねますが、初めのうちこそ良いもののしばらく経てば、また同じようなミスが発生する。
そんな状態でいただいた相談がタイトルにもありますように
「出荷ミス減らしたいけどダブルチェックで工数増やしたくない」
というものでした。

安全衛生の「不安全な状態」と「不安全な行動」

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「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

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