意見は言い方が9割
心理的安全性を医療の世界に広めたい、と私は考えています。
心理的安全性については、誤解されることがまだまだ多い気がしてます。心理的安全性があると、ぬるい関係性になることを心配するようです。でも、それは違います!心理的安全性の意味を誤解しています。心理的安全性を担保して自由にお互い意見を言い合うのは、建設的なことを話し合うためです。より優れたチームになるために発言するのです。
ここで、気をつける点があります。
それは、意見は言い方がすごく大事、ということです!!
意見は言い方がが9割です。
意見の内容も大事だけど、言い方も大事なんです。
たとえば、書類に間違いを発見したとします。そのとき、怖い口調で、相手を責めるような姿勢で
「これ間違ってるよね。(💢'ω')」
と言ったら、相手はどんな気持ちになると思いますか?
おそらく多くの人は、自分のことを責められてると感じてしまいます。場合によっては恐怖から、隠したり、言い訳するかもしれません。
自信をなくしてしまうかもしれません。
また怒られると思うと、チャレンジする気持ちもなくなってしまうかもしれません。
それでは、ニコニコした雰囲気で
「念の為の確認なんですけど、これでよろしいですか?少し心配になってしまって。」と聞いてみたら、相手はどんな気持ちになるでしょうか?
さっきよりも、間違いがあったことを認めやすいですよね。少なくとも、責められてる雰囲気はないと思います。
もし、間違いを認めてくれたとして、そのときに「確認して良かったです。ありがとうございます!」
とニコッとして言えたなら、相手はミスが防げてよかったって、思ってくれるかもしれません。そうすると、改善のための話し合いにスムーズに進みやすくなります。
意見を言うのは、相手を打ち負かしたいからではありません。よりレベルの高いチームになるためなんです!
人を蹴落とすためではないのです。
愛を持って意見を言う姿勢が大事です。
人は感情的な生き物です。正しいことを言うから受け止めてもらえるとは限りません。正しいことが必ず通るわけではないのですよね。
ですから、いかに相手が気持ちよくこちらの意見を受け止めてくれるのかを想像して、感情に配慮した言い方がするよう意識します。
正しいから通じるわけではない。
正しいから認めてもらえるわけでは無い。
そう考えながら、伝え方を工夫すると、より伝わりやすくなります。
ネガティブなことを言うときは、特に相手の感情に配慮をして、相手を傷つけないように言うようにしています。