【質問回答】Q.生きるのが辛くて消えたい。どうしたらいい?
インスタのストーリーで、ゲリラ的に質問を募集しました。
色々な記事やインスタ投稿でお伝えしている通り、私は何かの講師や専門家ではないため、「正しい回答」はできません。
もしも同じことを親しい人に質問されたら、私はどんなふうに考えるかな?という観点で考えてみました。
あくまでも、私(ドリゼラ)という、ひとりの人間の考えであることをご理解ください。
その上で、特にこのご質問は「死」に関する内容を含むため、
強い希死念慮をお持ちの方や、精神疾患等のメンタルヘルス上の健康問題を抱えていらっしゃる方は、ご覧いただくのをお控えいただいた方が良いかと思います。「ご自身の責任で」(←この言葉を使うのはあまり好きではないのですが….)読み進めてください。
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私も、人生のあらゆる側面が苦しみに染まり、死にたい、消えたいと思ったことが何度もあります。
死んだら楽になれると思ったからです。
けれど、死にたいと思う真っ最中でさえ、
自分の内面世界の探究がやめられない(物好きな)私は、ふと気づきました。
「私は、自分が嫌いだから死にたいわけじゃないんだな」
むしろ、自分が大切だから、愛しているから、楽にしてあげたいと思っていることに気づいたのです。
それがどんなに破綻した考えでも、私の「死にたい」気持ちは、自分を大切に思う気持ちから生じていました。
「他人に迷惑がかかる、でも私は楽になりたい」
「家族が悲しむ、でも私は楽になりたい」
他人や社会の顔色を伺い続け、
自分が何をしたいのか全く分からなくなっていた私にとって、「死にたい」という気持ちは、ギリギリのところで叫び声をあげてくれた、
紛れもない自分自身による、自分のための願いでした。
自分が楽であることを願っている——それはつまり、
その瞬間、本当は自分自身を愛している、愛してしまっているという、絶対的な証でした。
もちろん、自死を肯定しているわけではありません。
(とはいえ、自死を選ぶ毎年2万人を超える人々のことを想うと、「自死は悪いこと、忌むべきこと、否定すべきこと」とも思っていないことはお伝えしておきます)
私は、死にたい気持ちの裏側にある意図を知ることで、
私は私を深く愛しているのだと気づくことができました。
そして、それならば、「生きたまま楽になりたい」と考えるようになりました。
ここから先は、専門家の領域です。
私はプロのカウンセラー(スピリチュアルカウンセラーではなく、臨床心理士や公認心理士、精神科医などの資格を取得している方)に相談しました。
「死にたい」という気持ち、それ自体は悪ではないと気づくことができても、その気持ちを和らげたり、その気持ちと共に歩んでいけるようになったりするためには、援助者の存在が必要だと思います。
厚生労働省の調査によると、今までに本気で自殺したいと思ったことがあるかという問いに対して、「自殺したいと思ったことがある」と答えた人の割合は19.1%だそうです。5人に1人です。
こうなるともう、個人ではなく、社会の問題です。自分一人で抱える必要がないことは、明らかだと思います。
(※ちなみに私は、死にたいと思ったことがない人がこの世にいるの?!と逆にびっくりしました)
この回答が少しでも何かを考えるきっかけになれば幸いです。
一方で、この記事で感情を強く揺さぶられた方は、無理なさらず、ページを閉じて休むことを優先してください。
他のご質問にも、随時答えていく予定です!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
ドリゼラ