時代を創る人を輩出し続ける社会のインフラを目指して - DRIXのこれまでとこれから。
DRIX代表の長谷川です。
12月に3期目を迎えるにあたり、これまでの過程を振り返る機会があったので、どうせなら記事にまとめて公開しようと今回筆を取りました。
創業秘話などこれからやりたいことや想いを綴っています。ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
人や組織での失敗がいまの事業成長の糧に
22歳に1度目の起業をしてから、事業成長とHRの領域に向き合い続けて11年が経ちました。DRIXでの起業は2度目の挑戦になります。正直に言えば、DRIXの起業に至るまでは人や組織の問題で失敗してきた経験が多かったです。特に30人の壁を超える難しさに直面し、苦戦するばかりでした。
だからこそ「これまで経営で大変だったことは?」と聞かれると、やはり一番に出てくるのは人と組織についてです。一方で、採用と組織開発のどちらもうまくいけば、事業の急成長が実現できます。もちろんうまく噛み合わなければ一気に事業が潰れてしまう可能性も秘めているわけですが、それも組織が生き物である所以なのかもしれない、と今なら思います。
ただやはり、自身が経営をしていく中で「人」が持つ可能性に何度も助けられたこともありあした。そこでこれまでの経営で培った経験と失敗から、いまのHR事業に注力すべく起業しました。
もちろん、事業成長のためにも人や組織は重要です。私は学生時代に、数百人規模の組織運営を行なった経験を活かしながら友人の大島とインフラトップを創業したのですが、0から立ち上げたプログラミングスクール「WEBCAMP」事業はのちにDMMグループに売却しました。もちろん売却や上場はゴールではありませんが、誰もが知る大手企業に自分たちの事業の可能性を信じてもらえたその事実は、経営者として喜ばしいことに変わりありません。社員100弱、従業員数(業務委託数)数百名規模に順調に拡大していったこの頃は、日々採用と組織開発の成功体験を積み上げていけました。優秀な社員が仲間になってくれることで、事業の成長が日々加速していくのを目の当たりにし、やはりビジネスにおいて「人」がいかに鍵になるかを理解できたと感じています。
こうして経営陣として事業を拡大しながら社員100弱、従業員数(業務委託数)数百名規模の人を雇用していく中でふと、“自分の人生をどうしていくか”を考える機会も増えました。22歳の起業時から考えると、経営に携わって早10年が経過します。振り返ればいいときも悪いときも、明日が見えない怖さと戦ってきた10年間でした。ただ、ではなぜ今まで苦しくても壁を乗り越えてこれたか?と考えれば、それはやはり周りに仲間がいて、助けられた人生だったからでしょう。だからこそこれからは、助けてもらった分の恩返しといえばおこがましいですが、人のためになにかしたり、可能性を信じたりしていきたいと使命感が芽生えました。ちょうど長女が3歳、次女が1歳になり、父としてどうありたいかと自分に問うたのも大きいかもしれません。これから娘達のように日本を担っていく子供たちに向けて、日本人として胸を張って生きていける環境をつくってバトンを渡すことも恩返しの一つになるかもしれないと考えるようになりました。
ちょうど同時期、知り合いの経営者からも採用や組織について相談される機会が増えました。自分が人や組織で何度も失敗してきた分、同じような悩みを持つ経営者に寄り添えるようにと考えていましたし、失敗を踏まえてPDCAを回してきた自負もあったので、事例を交えて話すと感謝されることも増えました。そこで初めて、もしかすると経営者の視点から組織の課題解決をどのように生み出すかを考えることが自分の強みなのかもしれないと考えるようになりました。どんな経営者も採用や組織で困っているのが分かったのは大きな収穫でした。
日本は人口減少が年々加速しています。これからは採用難易度がさらに上がる中で、組織の生産性向上や社員のパフォーマンス最大化などの課題も山積みです。日本が世界で戦うためには、HR領域でもまだまだできることがあるのではないでしょうか。
時代を創る人を輩出し続ける社会のインフラを目指して
社名「DRIX」は、DRIVEN(本能的に、夢中に)×X(無限の可能性)を掛け合わせて名付けました。また、社ではDRIVENに生きている人を「DRIVER」と定義し、「DRIVER」を増やすことをMissionとして掲げています。これは人が本能的に、夢中に生きている時にベストパフォーマンスを発揮できると信じているからです。DRIXの事業を通してDRIVERを増やし、個々人の強み×HRで能力を最大化させたいと考えています。Visionには「Move Japan Forward」を掲げているので、あるべき未来に向け日本を前進させ、次の世代に可能性を繋ぐべく日々努めています。
そんなDRIXでは、時代を創る人を輩出し続ける社会のインフラとなるべく、2つの事業を展開しています。
1つめはエージェント事業です。主に20代から30代の求職者さまを成長企業へ紹介し、能力を発揮いただくことで企業や事業成長を実現していく事業になります。
企業担当者さまからご満足いただけているのは、徹底的に企業分析を徹底して採用課題の理解度を高めていることです。やはり各企業にとって必要なポジションの採用活動を預かるので、最適な人材をご紹介できるよう、なぜいま採用すべきなのかやその採用基準は明確であるべきだと考えています。そのため企業担当者のヒアリングや担当企業の市場調査などは徹底して行います。これにより信頼を得られることが多く、より最適な人材を紹介・成約まで結びつけてきた自負があります。
求職者さまにDRIXを通しての転職活動でよく魅力に感じていただくのは、単なる転職支援でなく、求職者に対するキャリア教育も実行できる点です。これは過去に立ち上げたプログラミングスクール「WEBCAMP」で教育事業を展開した経験が大きく生かされています。そのため、未経験や若手層のなりたい姿から逆算して次のキャリアを考える機会を提案できるのはDRIXの特徴とも言えます。あくまで仕事はなりたい姿を実現するための手段であることを改めて理解してもらう重要性は日々感じています。
2つ目は採用活動の伴走事業で、ハイレイヤー採用・RPO事業を展開しています。具体的には事業成長を実現するための、経営戦略に合わせたHR活動です。企業さまにはハイレイヤー採用における母集団形成や歩留まり改善施策などを実行するほか、採用課題の原因追求、内製化、採用に強い体制づくりに向けた伴走活動をしています。
強みはやはり、自身がこれまで経営者として事業成長を目的とした戦略人事を実現すべく試行錯誤した経験が他社でも活用できるノウハウになっていることです。経営層や人事責任者が“今実現したいこと”ではなく、“中長期的に実現したいHR活動に伴走できる”点も評価いただくことが多いです。
一方で、採用される側の気持ちを蔑ろにするわけにはいきません。私自身もセールスやCS、企画、HR、経営などの経験があったり、様々な事業を立ち上げたりした経験から、採用される側の気持ちも痛いほどわかります。だからこそ求職者さまの成長を実現できるようなポジションを設ける必要もあると考えています。
そこで例えば、CHROなどのポジションに就きたい方に向けて、ある種挑戦にもなるレイヤーで事業参画していただけるようなプロジェクト体制も構築することが多いです。仲間が増える結果として事業成長の実現が推進できるチームであるためにできるアプローチを多方面から探り採用活動に伴走しています。
DRIXはこれからも、様々な企業さまの採用活動に伴走し事業成長に寄与していきたいと考えています。
もし何かお困りのことがあれば、個別での相談にも対応しますので気軽に連絡してください。会社のお問い合わせフォームでも、X(旧Twitter)のDMからでも構いません。
今後もHR業界にまつわるあらゆる情報を発信していく予定です。ぜひフォローなどして楽しみにお待ちいただけると励みになり嬉しいです!
採用課題がある企業様へ
DRIXでは企業様ごとの採用課題に合わせてオーダーメイド型での支援をご提案しております。ぜひ、一度私たちにご相談ください。徹底したヒアリングをもとに組織戦略策定などの上流工程から、採用の実務まで“一気通貫“で対応可能。貴社の課題に合わせた支援内容をご提案いたします。
転職を検討している方へ
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