見出し画像

あなたのMP(マジックポイント)、まだ残ってますか?

科学的根拠の薄い与太話です。話半分で。

長いので3行で

  • MPは有限です。使うと減ります。

  • MPが残り少ないときの「思考」「決断」は質が下がります。

  • 重要な思考・決断をする際は、MPを回復させてから臨みましょう。


以下、長々と。

テレビゲームのHPとMP

  • ファンタジー系テレビゲームの多くで、キャラクターに「HP(ヒットポイント)」と「MP(マジックポイント)」というパラメーターが設定されています。

  • どちらも、各キャラクターに固有の上限値があり、ゼロから上限値の間で増減します。

HP

  • HPは、体力です。

    • 敵から攻撃を受けると減少します。

    • 薬や回復魔法、休息などにより回復します。

  • 攻撃を受け続け、HPがゼロになると、そのキャラクターは死亡し、行動できなくます。

  • 今回の話にはあまり関係ありません。

MP

  • MPは「魔法を使うためのエネルギー源」のようなものです。

    • 魔法を使うと減少し、休息などにより回復します。

    • MPがゼロになっても、キャラクターが死亡するわけではりませんが、魔法が使えなくなります

  • 魔法の種類によって「1回の魔法の使用でどれくらいMPを消費するか」が異なります。

    • 通常、効果の大きい魔法ほど、MPをたくさん消費します。

  • MPが残り少なくなると 「弱い魔法はまだ使えるけど、強い魔法はもう使えない」 という状況も発生します。

    • たとえば、「MPが残り15」になると、「MPを20消費する、強い攻撃魔法」は、使えません。

  • 「手持ちのお金」に喩えると感覚が近いかもしれません。

    • 使うと減ります。

    • 残金よりも高額のものは買えません。

現実世界の「MP」

  • 現実世界の私たちは魔法は使えませんが、私たちの身体にも「MP」のようなものがあります。

    • 有限の資源で、使うと減ります。

  • 「考える」「決める」「不慣れなことをする」「嫌なことに耐える」などをすると、減少します。

    • 「難しいこと」を考えたり、決めたりするとき、特にたくさん消費します。

    • 「慣れていること」は、MPをあまり消費せずにできます。

  • 肉体的に疲労していたり、空腹だったり、痛みがあったりする場合も、減ります。

    • 一日の終わりには、基本的にだいぶ減ってます。

  • 肉体的に休息すると、回復します。

  • あと、「嬉しいこと」があると少し回復できます。

    • 甘いものを食べるとか、アイドルファンなら「推し」を見るとか。

  • MPが残り少なくなると、「考える」「決める」「不慣れなことをする」「嫌なことに耐える」などが、うまくできなくなります。

    • 決断や思考のクオリティが下がります。

      • 平常時ではしない間違った判断をしたり、考慮の抜け漏れが増えたりします。

    • 注意力が下がり、ごく簡単なことに失敗します。

    • ちょっとしたことで無駄にイライラし、他者への当たりがきつくなります。

「強い魔法」を使う前に、MPを回復させよう

  • 大事な思考や決断に臨む前は、しっかり休息を取り、MPを回復させましょう。

  • MPが残り少ない状態で高額な買い物をしたり、取り消しにくい契約を結んだりするのは極力避けましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?