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【おうちカフェ】コーヒー豆の種類

・エチオピア

コーヒーの始まりとも言える生産国。
有名な銘柄としてはイルガチェフェ。
スペシャルティコーヒーとして有名で
あるが、特徴として甘い香味がある。
ナチュラル製法だとなおの事甘い
香味が強調され、苦味、甘味、酸味の
バランスが良い。

日本に流通するものとしては少ないと
思われるがナチュラル製法の中で
グレードの低いものは未熟豆、欠点豆
が多いという情報あり。

・ケニア

優れたコーヒーを産出する国として有名。
二回収穫期があるとの事であるが、メインと
しては秋に収穫する豆の方がが良い物と
されている。

味わいとしてはクリア。基本的には
コクが比較的少なめで上品な酸味、
ベリーの様な香味、甘味が感じられる。

・ブラジル

世界最大級の生産量。以前は安かろう
悪かろうと言う取引状況であった話も
聞くが昔の話。

スペシャルティとしての取引はあまり
聞かないが以前よりはナチュラル製法
の豆からの精製方法が試行錯誤なされて
いるとの事。

ブレンドコーヒーとしてよく使用
されているイメージは今現在も
拭えない感がある。

・タンザニア

「キリマンジャロ」と言う名称で有名。
酸味に特徴があり、舌触りも柔らかい。
以前は農園ごとに豆を買い取る方式は
少なく、ブレンドをして売られていた
経緯があり、キャラクターとしては
最近確立してきた感あり。

・インドネシア

「マンデリン」と言う名称で有名。
「スマトラ式」と呼ばれる精製方法
を取られるもので、スマトラマンデリン
が有名。

質の良いものは南国系フルーツに近い
香味を発するものもあるとの事で
あるがそこまでのグレードには中々
お目にかかれない。コク深く、女性に
人気のある品種(と某カフェ店主よりの
情報)

・コロンビア

単一農園としての輸入があまり芳しくなく、
事実上ブレンドとして使用されることの
多い種類。

苦味、コクともに深くなる特徴があり、
ブレンドとして深めにローストされる事が
多いとの事。コーヒー原種であるティピカ
種の割合が少ない地域。

・グァテマラ

こちらは近年トレサビリティが明確に
なってきていて、スペシャルティコーヒー
としてのレベルが上がってきていると
現時点での情報あり。(2020年時点)

アンティグア地方が有名で、強めの
酸味と、チョコレートのような香味
も取り沙汰されている。

こちらも喫茶店等では人気の種類。

・ハワイコナ

近年、希少価値が上がり値段が高騰
している品種。

質の良い原種であるティピカ種が多いと
されているがネームバリューもあり、
現地では生産者が売りたいがために
名前にあやかって密かに「ブレンド」
しているという噂あり。

ローストを深くし過ぎることは近年
どこのカフェ、喫茶店でもないと
思われるが非常に上品な酸味、コクが
特徴的なのでローストし過ぎは厳禁。

・ジャマイカ

「ブルーマウンテン」という名前であまり
にも有名。ただし現在は名前負け状態。
(昔に行われていた過剰なプロモーション
による弊害とも言える)

飲んでみれば判るが他の産地のスペシャルティ
と値段に見合ったほどの差が無い事は
明らか。

総合評価として美味しくないと言う訳では
無いが特徴的な香味が好まれる昨今において
絶対外せない、と言う品種では無いか、と
言えば言い過ぎか。

・コスタリカ

日本にはまだまだ流通量が少ない品種。
良い品質のものはボディ(コク)があり、
酸もきちんとあるがスペシャルティと
しては比較的特徴が目立たないように
感じる。

故に、この味が好きな方は毎年安定
して購入できるというメリットはあり。

・エルサルバドル

パカマラ種(パカス種とマラゴジッペ種の
交配品種)の生産地。甘味があり、舌触り
が良いとされる。

スペシャルティの産地としては比較的
若年層。これからに期待したいところ。

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