研究とお仕事、同じプロセス辿るよね? 他2品【ちょこっと回想録】
こんばんは、Dr.りけ子です。月曜日にも更新予定でしたが、都内に丸一日遠征した疲労で、すっかりnoteのことを忘れておりました……ごめんなさい😭今日は、7月13日~24日のつぶやき、計3品を掲載しました。
①研究とお仕事、同じプロセス辿るよね?
自身の経験の棚卸しをしたり、いろんな学生の方や博士の方とお話ししたりする中で、研究とお仕事プロセスって一緒だなと、最近とても感じています。
目標設定があって、それに向かってどうアプローチするのか、いろんな手段で調査・議論して、タスクとスケジュールを立てて、実際に取り組んで、まとめて、何かしらの形にアウトプットする。
これって、研究で何度も経験するプロセスで、お仕事にもこの体験はそのまま活かせるよなぁと思っています。もちろん、業務知識は習得しなければいけませんが、一連のプロセスを経験済みの人なら、慣れるまでは意外と早いんじゃないかなと。
「学生=勉強している or 遊んでいる」と思う方は、今の時代でも一定数いらっしゃるので、研究で経験したことがきちんと活かせるような世界になるといいなぁ、と思いながら活動しています。
②博士課程、収入面での不安
先日、学振という博士課程での資金援助制度の採択結果が発表されて、Xでかなり話題になっていました。学振は博士進学を考える人なら、ほぼ全員知っているんじゃないか?というくらい、とても有名な制度です。簡単に言うと、「研究員として月20万円で雇う+研究費も出すよ」というもので、雇われるので税金が発生します。
私は学振に落ちて、研究費はないけども、産学連携の給付型奨学金をいただいたので、事なきを得ました。給付型の奨学金なので、学振と違って、税金が発生しないというのが魅力かな?
博士進学に興味がある人からよく聞くのが「お金の不安」なんですが、最近は授業料免除を設けている大学も多いですし、学振に限らず、さまざまな奨学金制度があります。お金の心配は、みなさんが思っている以上に心配しなくてもいいんじゃないかな?と私は思っています。
とりあえず、博士進学に興味が出たら、まずは指導教員に相談が良いです!お金のこともいろいろ教えてくれるはず!
③「博士がキャリア選択で困っている」という現実
ここ数ヶ月でいろんな方とお話している中で、「博士って学歴高い人が、逆にキャリアで困っているなんて知らなかった」という言葉を意外にもよく聞きました。私の周りでは困っている人の話ばかり出ていたので、この言葉を聞いたことが今までなくて、聞いたときはかなりの衝撃でした。
「困っているんだよ」という現実を、博士が身近ではない人達に知ってもらうのも、博士がいろんなキャリアを選べるような世界にするためには、大事なことだなと思います。
おまけ
7月は自身のアイデアを言語化した一ヶ月でした。「博士学生のキャリア支援がしたいんじゃぁあ!」と声に出したら、いろんな方からお声がけいただくように。少しずつではありますが、自身の活動が広がっているのかな?と思えるようになりました。
いかがだったでしょうか??7月はスタートアップコンテストにエントリーしたこともあって、それに関連した話ばかりで、博士に関するものをあまり発信していなかったようです。起業もいいけど、博士に役立つ情報を共有しないとですね😅
博士が輝ける社会となりますように!
Dr. りけ子