ドリフの9Qレビュー(2021年10−12月)
自粛明けに僕らの業態の売上が落ちることは昨年の経験からわかっていた。そりゃそうだ。会合・飲み会再開って感じだもんね。僕らも行きつけの飲み屋さんが復活してくれて嬉しいもん。10−11月は前年比70%弱の推移。(→家族経営で固定費少なくやってるので、しっかり黒字です。ご心配なく。)
少しづつだけどドリフらしい会話が戻ってきたのは嬉しいな。人が集まり繋がるハブになっていることへのモチベーションこそが一番大事。経済価値よりも小さな社会価値のためにやってる。
それはそうと「浅ヤン」は楽しかったなっていう9Qだった記憶。
◼︎2021年10月
10/24までがリバウンド防止期間なんだって。つまりは自粛の続き。でも飲食店が21時まで営業可能になって少しづつ繁華街の灯りを感じられるようになってきたな。でもまだまだ緊急事態を引きずってる雰囲気。
そんなわけで、常連さんを中心に会話が戻り始めたことは収穫。但し総じて街もドリフも人出は復活ならず。そのシチュエーションでアウトプットに全力といっても成果になりにくいし、巻き込んだ人たちの成果実感も少ないので、インプットに時間をかけた。北陸自転車旅と関西ビール出張。この先の打ち手に繋がる旅の知見と繋がり構築に時間を使った。直近の成果とその先のアウトプットに。
◼︎2021年11月
なんと言っても「浅草橋ヤング用品展」でしょう。初めて外に出向いたイベント出展(正しくはフリマへの個人出展)。Repricant FMの出演者を中心にMIXカルチャーのフリマへの出展は、従来のアウトドアイベントやビールイベントとは全く異なる、場とお客さんの雰囲気。軸は何かといったらPodcastが生んだローカルスター(+スーパースター)が何かを持ってくるというかそこに居るという「集い」に恐らく600人以上(推計)は集まったんじゃないかという、Podcast×SNSの現代なのか、これぞRepricantなのか、正しく解釈し表現することは難しいけど、とにかくスゴイ場所に居られた事は刺激的だった。(但し後半の記憶はない。)
なによりも、そこからの繋がりで生まれたあれやこれやがたくさんあることに感謝。全国で街案内してくれる人達が増えるんですよ。これマジで。何よりの資産ですよ。
そんなこんなも含めて、ドリフとして広義のイベントに出ることも良いなと思った出来事でした。
◼︎2021年12月
客足が戻り会話が戻りつつある年末。ホッとします。人が少ない日が3日間くらい続くと不安になることがあるんですね「ドリフ忘れられちゃったんじゃないか」って。案外そんなこと思ったりしてるんです。きっと実店舗やってる人って多いんじゃないかな。
また改めて、ブランドと一緒に育つということを感じました。看板商品「一二の用品店」のモンペズボン&ガバットの入荷に際し、結果として同ブランドの単月過去最高を更新したのです。僕たちの感覚ではドリフで従来顔の見えているお客様にはほぼ行き届いたと思っていました。ですがモンペを求めた初めてご来店のお客さんが多く、まさにブランドが運んでくれたお客さん達です。僕らも自分たちの好きなプロダクトについて長らく価値を伝えていけるようにしたいなと感じる瞬間でした。
年末のチャーシューPOP-UP楽しかったな。
多彩多芸なお客さんの"ナオキング"がこの一年、外遊びに引っ張っていってくれたおかげで、みんな新しい体験が出来て楽しくなった。ホントにみんなでドリフを作ってる。ありがたいし、この光景がドリフらしくもあり、やってる側からすると誇らしい。自分は何もしてないのに。当初の想像を超えるシーンがここにある。
広義の常連メンバーに支えられた1年だったな。
ありがとうございます。
来年はまだ見ぬ新しいメンバーとの出会いも楽しみにしてます。
戸越銀座にあるLOCAL SMALL HUBを引き続きよろしくお願いします。