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ドリフを始めるまで(初期投資まとめ)

結果としての初期投資の概算をメモしておきます。

1.物件初期費用;50万円

①初月家賃・礼金・保証金・手数料
(※家賃自体が抑えられていることに加え、保証金は他物件と比べて安いと思います。)

2.内装工事費用;150万円

①初期内装費;90万円
床上貼り、天井塗装、有孔ボード貼り、一部電気配線工事、棚設置など。
(※高いと思うがDIYする気は皆無だったので後悔はない。デザイン設計のようなものは存在せず)

②飲食店仕様改装費;60万円
手洗い設備2カ所、食洗機、冷蔵庫追加、換気扇設置、配管工事
(※想定外の出費。但し長い目で見て「角打ち」を堂々とやるためには必要だった)

3.設備・什器費用;65万円

①冷蔵庫2台;45万円
(※2Fゆえ吊り上げ搬入必要で+10万円が想定外)

②陳列什器・照明など;15万円
(※工業用スチールシェルフは購入も、その他什器は同メーカーの部材供給先を発見しDIY)

4.資格・免許代行費用他;35万円

①酒販免許;25万円
②古物商免許;10万円
(※効率上、ネットで調べた行政書士事務所に依頼し、取得には問題なし。但し後から気付いたのは、酒販と飲食の関係性や開始後の提出書類などの応用のアドバイスまで貰える行政書士に頼んだ方が良い。ただ期待しすぎも良くないなと。)

以上の累計300万円が初期費用と捉えています。(基本戻ってこないお金)

きっと高いと思います。店の見た目以上に掛かっています。

但し、会社員しながらスキマ時間で物件契約から2ヶ月半でOPENするには必要で全く後悔はないです。家賃・固定費を少しも寝かせることなく早くペイできるように動かすことを選びました。
詳しい友達でも居れば良かったのですが。そういうのは羨ましいです。

5.初回仕入れ;110万円
①ビール;25万円
②ギア;85万円
(※ここも素人仕入れだが一旦売場を埋める保つためには必要だった。)

そういう意味では、初回仕入れを含めて、ドリフを始めるには400万円かかった(必要だった)と言うのが正しいのかもしれません。(但し仕入れの100万円は売れれば回収し、利益を生みます。)

6.運転資金
後は始めた後には家賃・インフラ含む固定費と、継続的な仕入れ費用がかかって来ます。最初は月50万円くらいですかね。2ヶ月分を確保したとして、100万円。だけどエアペイだと月3回カード入金あるので日々は困ることはありません。新規で大型仕入れをする時くらいでしょうか。そういえば中古車を買えるくらいの大型仕入れをしたことがあってその時は痺れました。でも慣れてきます。そしてサラリーマンやってると気づかない「お金を回すこと」の意味がわかってきます。

小売店なので利幅は少ないですが、例えば50万円で仕入れたものを65万円で売るわけです。粗利益の15万円から家賃などの固定費、何年かで初期投資回収して利益がトントンになる。その辺を目指してやってます。ちなみに僕たちに給料はありません。(※この辺は別途、採算編で。でも最近は公開するかどうかを迷ってます。)

今思うとこの大金の投資は無謀にも見えますよね。勿論、計算・計画はしました。予定を少し上回っていますが、今が楽しいので後悔はありません。
初期衝動のまま進めたからでしょうね。高級車を買うよりもよっぽど人生が豊かになると思いません?
少なくとも僕はそう思ってます。

あ、なので、家賃払いながら投資回収が大変だとご理解頂けると思うので、少なくとも近所の方はドリフでビールやギアを買ってください(笑。

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