ドリフの4Qレビュー(2020年7月-9月)
総じて穏やかに盛り上がりが続いた夏場だった。初めて普通の3ヶ月を過ごした。そして仕掛けが奏功し、場づくりも売上も好調。やっと週末の外遊びを再開できるようになった。但し、手数(企画と機能)を増やしたので、ずっとテキスト書いたり、発注したり、セレクトしたりと暮らしは従来より忙しい。好きなことで充実してて楽しいから良いけど。
◼︎2020年7月
ずっと好きだった「麦雑穀工房」の取扱を開始。これも長年好きで通っていたことと、人の繋がりのおかげ。「好きは活きる」を改めて実感。僕らは本当に好きで長くお付き合いできることを前提に、国内ブルワリーにはお願いすると決めている。決してスポット取扱なんてしない。僕らみたいな店が希少なものを分けてもらえるルールだと思っている。そしていつの日かドリフで飲んでそのブルワリーや街を訪れる流れを作りたいと思っている。
POP-UPはワラーチの反響が大きかった。4日で20件弱のオーダーに驚く。件数のみならず、非ランナーの方の購入が半数以上で、ワラーチのポテンシャルを知る。もちろん、趣味で作っているお客さんが主催なので格安で提供できたことも大きいが、潜在的なワラーチ需要を確認できたのは大きい。来春に向けての仕掛けも一緒に準備したいなと。
同時に、コロナの自粛期間を経てお客さんが変わっていくことを実感した。いや、そうでなくとも小売・飲食はそういうもんなんだろう。いやブランドだってカルチャーだってそうだろう。鮮度と刺激、home感の双方のバランスをとる必要があるなと。
◼︎2020年8月
月初のフォロワー数が3,000人を超えた。すごいなぁと思う。メインアカウントじゃない見る専アカウントも増えて来ていたけど。
そしていつになく安定していた。
ということは時間的にも精神的にも余裕が出るわけで、土日に外遊びに出られるようになって来たことが大きな出来事。ギアを使って遊ぶ事が仕事に活きる。そんなサイクルに戻せることを確信。「平日会社員+週3夜ドリフ+充実の週末外遊び」ってどう見ても素敵でしょ。って言い切れるようにもっと遊びたい。
◼︎2020年9月
企画的にはなんと言っても「ホップしなないで」POP-UP。結果は過去最高の異常値。ビールとギアを繋ぐこと自体はドリフのコンセプトだけど、今回はクリエイターの抜群の感性に基づく、想像を超えるアウトプットによる反響は従来と異なった。まだ上手く整理して表現できないが、僕には衝撃的だった。
また、ドリフ周辺の週末の遊びが3週連続で充実。①東北Trip、②奥多摩沢登り、③佐渡バイクパッキング。遊んでいると仕事の発想が生まれる。発想だけでなくつながりも生まれる。机上とアタマで整理することは必要だけど、動いていて気付くことの方がよっぽど多いな。そしてドリフやってから友達増えた。それ大事。
併せて、POP-UPのみならず、遊びの達人のお客さんと呼ぶべきか友達と呼ぶべきかなメンバー達との外遊びの回数が増えて来た。やっぱ楽しい。そしてお客さん同士が外遊びに行く機会も増えて来ている。理想とするカタチになり始めている。それもこれもドリフのお客さんのポテンシャルとクオリティと好奇心は異常だと思う。楽しむことの達人達に感謝。
4Qは、充実度も売上的にも過去最高となった。ビールの売れる夏場ということも含めて。
全てが想像以上の1年目。人生がはるかに楽しくなった。2年目にやりたいこともありすぎる。その辺はまた追って。