草ロゲイニング「DMM2022」(Drifter's Mountain Marathon)を終えて
2022年3月5日(土)”草”山岳ロゲイニングイベント「DMM」を開催。
40名弱が2人ペアで厚木エリアの里山に設置されたポイントを制限時間内に巡るイベント。結果として全員が無事にゴール。全力を出し切った参加者のお腹いっぱいの疲労度と真剣に遊び尽くした満足感が見られて幸せだった。
参加者及びサポートメンバー各位、ありがとうございました。
もちろん、主催&コースディレクターはナオキング。
ドリフの相棒でありアドベンチャーレーサーの彼が準備の全てを担当。ドリフはその一部に同行。※結果として地図読みスキルがUPした(笑)
実は前年(2021年)にプライベートイベントとしてドリフのお客さん達を集めて、ナオキングが開催してくれていた。大体15人くらいだったと思う。もちろん私達も参加者としてロゲイニングを楽しんだ。丸1日(6時間)山の中を駆けずり回って地図読みするから頭も体もヘトヘト。この充実感はちょっと他にないかも。ハイカーがこれを体験したらハマるなと思った。
そんなわけで今年はプライベートイベントの域を超えずも、少しだけ範囲を広げて応募を行った。但し、山中の藪を彷徨うことからもスキルの把握などイベントで初見は難しいので「ドリフに来て応募」として面識のあることを条件にした。
(※結果として今回の条件で集まった40人弱というのは、今回の運営体制及び安全管理としては絶妙な上限ラインだったと思う。)
参加メンバーも多種多様。初心者ハイカーからロゲイニングのスペシャリストまで。実は錚々たるメンバーが参加してくれました。そしてコースの難易度は一般ハイカーの視点ではかなり高かったと思う。それは同時に錚々たるスペシャリストの視点からも絶妙だったのではないかと。
とにかく皆、制限時間ギリギリまで必死にポイントを追って、ゴールした時の充実したヘトヘトの笑顔が忘れられない。
尚、今回のイベントは参加者から一律2,000円頂くこととした。準備(コース設置に6日間と地図作成など)にかけた実費(人件費除く)を賄う意図だった。景品などは提供者からの手弁当だった。
結果としては実費は賄えたものの、準備に欠けた人件費を考慮するとマイナスで、トレランやロゲイニングのイベントの収支というものが厳しいということを実感した。ゆえに参加費は数万円したり、会場や準備にかける人件費が多くを占めるので中止でも返金されないことの妥当性を感じることもできた。
あくまでナオキングもドリフも「楽しく遊ぶ」ことがメインで収支はそっちのけで遊んでくれる仲間が増えることが嬉しいのでその辺は気にしていないのだが。
そんでもって、ナオキングはその実費(準備の交通費や地図作成やポイント設置ツールなど)を賄うはずの参加費(3−4万円)の全てをこの時期に勃発していたウクライナ支援に寄付するっていう何とも男気しかない結末に。利他の精神の人。なかなか居ません。善行は巡り巡っていつか還ってくると思います。
その後も後日談を語りにDMMの参加者が思い思いにドリフに集まってレビューやら、次の遊びやらが拡がっている様子がメチャクチャ楽しい。
きっとこの続きはあると思います。
ただ同じような形か、変化しているかはわかりません。
遊び心溢れるナオキングですから。
最後に改めて主催のナオキングに感謝。そして他の参加メンバーを支えてくれた冒険中毒のメンバーにも改めて感謝。
つくづく、ドリフはメンバー(お客さん)に恵まれています。
それがドリフの自慢です。
※2023年も乞うご期待。