【チャリ旅】 2022.9.3-6 ニセコグラベル2022秋 と 初秋の北海道TRIP (準備とday1前泊編)
ニセコグラベル2022秋に誘われるがままにノリでエントリーした。
65km(1,200mUP)のミドルコースなら少なくとも漕げば着くだろう。グラベル率は半分弱(結果42%)で半分はロードだ。そんな気持ちのエントリー。ちなみに僕らはチャリ旅はゆっくり100km/日とか走れるけどレースやイベントは未経験でグラベルも初心者。
ニセコにグラベルライドしに東京からいくってだけで旅ですよね。
◾️自転車の準備(Surly Pacerのグラベル対応)
手持ちの自転車は、2015年に組んだクロモリのグラベルロード「Surly Pacer」と、昨年組んだクロモリのハードテイルMTB「Sour Bicycle」。
今回は迷わずSurly Pacer(キャリパーブレーキ)でエントリー。自分にとっての新しい刺激であるPacerでグラベルを走ること。当時グラベルに触れるのを視野に組んだつもりがこのチャリで未だグラベルを走ったことがなかった。現状はロードの仕様だったので「タイヤを太く(グラベルキングSS32c)」して、「ギアを軽く(スプロケ32t)」して、「フラットペダル(MKS ALLWAYS)」に替えた。
現代的グラベルバイクとは明らかに見劣りする仕様だが、好きな自転車で新たな旅に出られることの喜びは大きい。旅自転車としても質実剛健になったのでこの時点で満足かも。(加えて、同じようなPacerの仕様で昨秋の85kmを完走している人の存在を知って安心した。)
◾️自己流グラベル練
多摩川河川敷グラベルを3度ほど、何となく高尾の林道(往復3kmくらい)行ったり、チャリ体力をつけるために乗鞍ヒルクライム含む3daysのチャリ合宿(ほぼ旅行)など。改めて僕らは早く走るスキルは無いけど、ゆっくり長く乗ることはできることを確信。
同時にニセコグラベルに準ずるようなグラベルってこの辺じゃ見つけられないんじゃないかって思うので、多摩川の河川敷をある程度のスピードで走ってみて「グラベルってこんな感じ」ってのがわかっていればいいんじゃないかという感想。唯一、グラベルの下りには不安しかない。キャリパーブレーキに、タイヤは32cなんだもん。この辺はゆっくり行くしかない。
この辺のグラベル走るなら、ロードで目的地に向かって飲んで(輪行で)帰るほうが個人的には好きだなぁ。登山道や林道ならMTBのほうが乗りやすい気がする。
◾️パッキングと装備
4日分の旅パッキングとはいえ、自転車に乗るミニマム装備と着替えは1着のみ。
Swift Industriesのフロントバッグ(Paloma)とフレームバッグに大半は収まるけど、ヘルメットやお土産などを想定して念の為30Lクラスのバックパックを持った。輪行や飛行機など移動時は何かとバックパックは便利だしね。
自転車と、着ていくウェア(移動&滞在時)以外の装備はこんな感じ。ULハイキングのミニマム装備で旅できるスキルが活きている。
◾️前日移動(前泊)(2022年9月3日)
7:00発の便で札幌へ。快速エアポートで小樽へビュン。
ブロンプトンのAIR輪行は何度もしているが、フルサイズのロードは初。
TIOGAのフレックスコクーンに詰め込む。飛行機搭載は横になるため、コンポなど繊細な部分のある自転車の右側が積載時に上面に来るようにハンドルも右側に曲げて輪行対応。ペダルもハンドルも後輪も外さず。むしろ後輪は外さないほうが安定性が増すとの情報も。尚、荷物預け時には上面を明確に伝えることが大事ですね。その安心感含む前提は国内線かつANA運行便限定だけど(きっとJALも)。一応荷物検査が別途必要なので1時間くらい前にカウンターに行くことを推奨します。
◾️小樽に寄り道して倶知安から自走
快速エアポートが小樽終着ということ含め、小樽でランチがてら寄り道。
レンタサイクル屋さんに輪行したバイクを預け、小一時間の小樽散策を詰め込む。
名店 伊勢鮨の立ち食い業態で、開店前から並び、見事に一巡目の入店に成功。観光客の多いタイミングでは行列必至なので1巡目で入るかピーク時間帯を避けての訪問が吉かも。
12:30くらい発の倶知安行きに乗り、倶知安駅でチャリを組み立て、ニセコグラベルの会場(スタート地点)最寄りのホテルまで自走。(自転車の状態も輪行によるダメージ全くなし。)
パックパック背負っての自走はキツかったなぁ。でも翌日のゴールまでのコースと登りの感じをイメージできたのは良かった。
会場にはすでにブース出展が充実。通常は徒歩圏内に飲食店のない場所だが、イベント仕様に準備してくれているのはありがたい。
とにもかくにもビールでしょ。
尚、ホテルはオフシーズン価格(ツイン素泊まり1万円くらい)で泊まれるのはありがたい。会場最寄りのノーザンリゾートニセコアンヌプリには部屋、風呂(サウナ)はもちろん売店も完備。宿泊者にはチェクアウト後にもかかわらずライド後の入浴を受け付けてくれた。
まぁ僕らはホテルの周りにコンビニ無いから水とかを事前に買わなきゃって2Lのペット水を買ってバックパックに背負ったんだけどね。
◾️ニセコの夜はLOFT倶楽部(ジンギスカン)
道民ですから、ジンギスカン大好きなわけだが、最近では東京でも「羊一」みたいに"まるで札幌"みたいなクオリティのが食べれるから、北海道でわざわざジンギスカンを食べる機会はなかった。同行のリュウさんはジンギスカン希望だったこと含め、LOFT倶楽部へ。
ニセコを訪れた、外遊び界隈の人達がみんなSNSに上げてるのを見て気になってたけど、そのクオリティは素晴らしかった。いやホントうまい。
2軒目に行きたくなって真っ暗闇をiPhoneのライトで照らして歩いて「唐火七」に行くも満席。この日はニセコ界隈の人気店はどこも満席だった様子。なので会場に戻ってビールを追加。二日酔いの懸念は十分にある。なのでホテルに戻ってサウナをしっかり3ループかました。(LOFT倶楽部から唐火七までは街灯の少ない歩道のない道なので夜は徒歩でもライト必須。)
明日はMIDDLEコースは9:30スタート。EXTRA LONGのスタートを見送ろうって思ってたけど、こりゃ無理だと最初から諦めて自分達のスタートギリギリに到着しようってことを風呂上がりのミーティングで決定。
明日のライドが楽しみになってきた。