ドリフの10Qレビュー(2022年1−3月)
年末からのオミクロン株の流行で過去最高の感染者数となり再びのまん防施行(別にこんなこと書きたい訳じゃないけど記録として)により、事業としては停滞ながらも、一定の制約の中、新たな仕掛けをして反応があったことは大きな収穫だった。
1月の写真展に始まり、3月のDMM(草ロゲイニング)まで。
共に成功と思っているし、たくさんの仲間がいることを実感して、改めてドリフの価値を色んな意味で考える機会となった。
▪️2022年1月
なんと言っても前回記事で書いたKeitaro Endoの写真展だろう。
とにかく楽しかった。やはり新たに立ち上がった人達と一緒に成長していくのは僕らの志向することだと実感。一方で現カルチャー外のテーマでの集客が難しい(実力不足)ことにも気づいた。そこは楽しいことのために「工夫」をするしかないよね。
商売としては前年比80%弱。コロナの自粛期当初に比べてビールの持ち帰りは減っている。当初の飲食店応援の気運やリモ飲みなどの減少があるし、これだけ続くと疲れてくるのも生活者として理解できる。家族経営ゆえ採算は心配ないのだが、業界の健全な成長には水を差すことが懸念。
▪️2022年2月
草ロゲイニング「DMM」をリリース。ドリフの常連さんだけでクローズドで実施した昨年から、少し範囲を広げて遊び仲間を緩募してみた。もはや同志であるナオキングあっての開催。
ゆえに2月はほぼ毎週、ある種共同主催くらいの気持ちで、現地会場設置に同行した。リスク管理的な側面からもコース概要を知っておくことを意図した。まあ毎週山に入れるから極めて楽しかったし地図読みや藪漕ぎの練習としても最高のレッスンを受けたのだから最高としか言いようがない。
そんなわけでDMM準備は万端。
相変わらず楽しく過ごせたが、事業としては変わらず、前年の75%程度。
昨年の7月以降は、良くも悪くも環境変われど、月次売上が濃淡なく安定している。よく捉えれば、ある種の強みでもあるのかも知れない。
▪️2022年3月
さて、月初からはDMMだった。
想定を上回る参加人数(40名弱)は嬉しい成果なのと、小規模ながらイベント開催することの大変さを感じました。別途レビューしようと思います。
特に今回は準備にかけた実費のみ回収しようと言うことで参加費2,000円/人で実施も、準備にかけた膨大な時間は回収せず。たくさんの人を巻き込んで行う各種レースの採算の厳しさの一端を感じた。つくづく手弁当でやってくれたナオキングに感謝しかない。
そして主催のナオキングはその参加費の全てをウクライナ大使館に寄付したんですね。
そして、つくづく仲間に恵まれたなと。
楽しもうとする仲間もそうだけど、楽しんでもらえるような体験を自分で作ってくれる仲間はすごいよな。
実はドリフやって1番の収穫はその辺だと思う。
中盤にはPON-SAのリリースする1stウェアの受注会。
改めてブランドのコンセプトや行きたい方向性をしっかり聞いて、販売店として伝えていくことの大事さに気づいた。と言うのも、勝手に「アウトドアガレージブランド」として括っていたのだが、彼らは決してその認識ではやっていないということ。思いこみと勘違いによって、伝え方を間違うところだった。改めて作り手の意図を把握した上での自由表現が大事と気づいた。
という感じの四半期でした。
あれ?動きにくい中では結構動いてたな。
もっと動きたいけどね。
そしてもっと仲間も増やしたい。