世界は広い:美しい食べ物について、見聞を広めたい(クレタ島の美麗パン)
こんばんは。
やったほうがいい仕事があるので、その前にちゃちゃっと皆さんにこれを紹介しておきたい、3DフードアートのTeatraです。
初めての方はこちらから(自己紹介):
御紹介したいものは、こちら。ギリシャはクレタ島の結婚式お祝い用の飾りパンです。これを見たら、もうケーキがパンより豪華だとか、言えなくなりました。
紹介者は、Judit Szanyelさんです。(↓の写真の所に リンクあり)
名前は、ガモコウロウロ。現地ではその美しさから、刺繍パンとも呼ばれているそうです。どうやら、サワードゥ生地のようで、オレンジジュースやブランディー、スパイスが入っているようです。
上の模様は、結婚をお祝いする色々なシンボルで、鳥、花、とかげ、また現地の方が見ればわかるシンボルなどがあるのだそう。作るのに2日かかる、とあったので、ゆっくり発酵させるサワードゥならではだと思いました。
英語ですが、説明があります。
あるいは、こちら。生地の色が違いますね。この方の記事より:
左右の果物みたいな物が盛り上がっているので、ちゃんと火は通っているのかな、とやや心配になります。
うれしいことに、各部分の成形は、今までやってきたことで、どうやるのか、何となく想像できます。
別なサイトから、レシピはこちら(英語ですが):
Here is the recipe and baking steps: Materials
2 kg of flour
1/2 kilos of sugar
1 glass of milk
1 glass of orange
1 glass of oil
1 tablespoon cinnamon cloves
1/2 a kilo of yeast
20 gr. baking powder
¼ κ.γ. gum
30 grams of yeast
Implementation
Dissolve the yeast in warm milk with the yeast and a little flour. Set it aside in a bowl, mix all the liquids, milk, oil, orange, add the sugar, cinnamon, baking powder, mastic, and at the end add the porridge we made with the sourdough and yeast. Add the flour and knead until a soft dough emerges, let it "rest" for about half an hour and make the bun, which we cover until it swells.
最近、型抜きクッキーを多く作っていたので、型にはめて考えるように、無意識でなっていたようです。好きな形は、手びねりでも作れるし、日本の何でも、一定以下の大きさで作らなくてはいけない、というような無言のルール*に従わなくてもいいことを、思い出させてくれた貴重な記事でした。
*アメリカの美大で、感じたことでした。アメリカは土地がたくさん使えるので、大きな作品を自由に作れるのです。それまで、何となく作品はこのぐらいの大きさと、上限を心に課していたのに、気づきました。
土地のたくさん使える所で、大きな作品を作ってみると、それ以降の作品の大きさに関して、もっと自由になれます。
素材の値段なども気になるかもしれませんが、その点、アメリカは食べ物が安くて楽でした(安全な物、等探していくと、高くなるのは、日本と一緒)。
日本に住んで、創作することで、課せられている色々な制限に、海外に出ると気づくことができます。土地が自由に使える場所に、国内でも移住したら、もっと自由にできるのかもしれないですね。周りの自然に手に入る物を使えたりして。
。。。という訳で、自分に無意識に制限をかけない、自由に発想できるように、これからも世界の色々なこと、学んでいきたいと思ったのでした。
今日はここまでです。
お読みいただいた方、ありがとうございました。
写真は、Noteのkezamaさんの物からお借りしました。
ロスアンゼルスの美術館だそうで、「そうそう あのどーんと広い感じ」、と思って選ばせていただきました。ありがとうございます。
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