部下との向き合い方
皆さん、こんにちは。Dr.ひざくんです。
今日は最近感じる部下(後輩)との向き合い方について、お話したいと思います。
私は中堅整形外科医として働いていますが、最近は後輩が執刀する手術に指導で入ることが多いです。
手術前の準備、術中の指導法など、色々と考えることがあります。
私自身は完全に叩き上げで育った世代です。
整形外科の性質上、職人気質の先生が多く、上手く進まないことがあると、手術中に道具を投げられた経験もありますし、手術台の下で蹴りを食らったこともあります。
当時はしょうがない、自分が未熟だからと思っていましたが、そんなことをされて気持ちが良い人はいないでしょう。
自分がされて嫌だったことは後輩には絶対にしないように、いつも気をつけて指導に当たっています。
しかし、上の立場になると、後輩がどういう姿勢で手術に臨んでるか、すぐに分かるようになります。真摯に向き合っているか、準備をちゃんとしてきているかなど。
患者さんは自分に身体を預けてくれています。
執刀医が未熟であったり、技術不足であったりなど、一つも言い訳になりません。
技術が足りないところは指導医がカバーするのが当然です。
しかし、手術に臨む姿勢に関しては、自分次第だと思っています。
そのあたりのマインドセットについて、しっかりと後輩には伝えています。
それではまた。
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ひざやケガの悩みについて、コメントを頂ければ、可能な範囲でお答えしたいと思います。