ダークソウルリマスタードを攻略した感想
前置き
今更ながらダークソウルにハマった。フロム製のゲームを遊ぶのは初めてだが、高難度なゲームと噂されているため初めてクリアした時の達成感は強かった。時間だけはべらぼうにあるので、クリアしては新キャラを作成して様々なビルドを試した。使ってみたくなるロマンあふれる武器が多いからだ。基本的にオフラインで遊んでいたので対人戦のことはさっぱり分からないが、攻略した上での所感を雑多に書いていこうと思う。
※ゲームの腕前が並の一般プレイヤーである私の主観が入った文章になるので、正確なデータや間違っていることを平気で書いていくことをご了承ください。
キャラメイクについて
初見プレイをするとしたら素性は初期装備の関係から戦士か山賊が遊びやすいと思った。どちらも優秀な盾を持っているし、武器も扱いやすくて強いからだ。上げるべきステータスも分かりやすく、迷ったら体力か持久力に振って、あとは使いたい武器に合わせて筋力か技量をあげれば良いからだ。
魔法や奇跡を重視したプレイはある程度ゲームに慣れた人向けだと考える。どちらも覚えるために大量のソウルが必要だからだ。強力な魔法や奇跡を覚える時期も遅く、ステ振りも難しい。魔法は意外と外れるし理力を重視したステ振り、装備をしないと威力が出ない。奇跡は扱いにくいものや、覚えにくいものが多い。そのかわり極めるとかなり強力でガラッとプレイスタイルが変わるので面白かった。
呪術はステータスに依存せず、触媒である呪術の火の強化値で威力が変わるので使いやすい。ただ、呪術の火を最大まで強化すると魔術や奇跡以上にソウルが必要になる。
攻略するうえで記憶力を10か12まで上げて呪術と簡単な奇跡(回復)を覚えると便利だった。奇跡の回復は必須ではないが、呪術の大発火や火の玉は扱いやすかった。他にも混沌の大火球は簡単に覚えることができて強力だし、内なる大力でボス戦もゴリ押ししやすくなるのが良かった。
攻略サイトやwikiでは、良くレベル50と100、120程度のステ振りが載っているがそのステに至る数値までの優先順位が載っておらず、どのステから振っていいか分からず無駄に苦労したことがあった。素性やプレイスタイルによって変わってくるが、とりあえずこのステータスをこれくらいまで上げると便利だなって思ったことをメモしていく。
・筋力は16、技量14まで上げておくとクレイモア、ハルバード、打刀など便利な装備ができる。
・技量を12にするとショートボウが扱えて攻略の幅が出る(長距離射撃、敵のおびき寄せ、毒矢で難所攻略)
・ひとまず体力は20〜30まで、持久力20〜25まで上げておくとストレスが少ない
・記憶力は16までだと効率がいい。理力と信仰は、ある程度体力と持久力を上げてから使いたい魔法や奇跡まで集中して上げたほうが遊びやすく感じた。
以上を踏まえて具体的なステ振りの流れの例を挙げると、素性山賊でゲームを開始した場合、火継ぎの祭祀場に来た時点で2000ソウルほどあると思うので、まず筋力に2、技量に1振ってクレイモアを持てるようにして、体力と持久力を上記の数値辺りまで伸ばすとだいたい30レベル前後になる。あとは攻略サイトなりを活用して、使いたい武器や防具に合わせて、伸びの良いステータスの値まで上げていけば良いと思う。
強いて言うならば、体力はあればあるだけ良いので雑に振っても損はしないので40以上あっても良いと思う。持久力は40までスタミナが上がりそれ以降は装備重量のみ上がっていくので、40きっかりまで上げようみたいな情報が多いが私は少し懐疑的だ。装備したい武器防具の重量によって変動するからだ。重く強靭のある防具を着て軽ロリをしたいならば40以上上げるべきだし、軽装備や魔法、呪術主体のプレイならば逆に40以下でも問題ないだろう。
基本的にどのような素性を選んでも装備やステ振り次第でクリアできるのダークソウルの良い点だと思う。(耐久力に振るのはオススメしない)
装備について
ステータス振りも大事だが武器の性能の方がダークソウルでは重要である。敵が強いと思ったら、ステータスを上げるよりも今使っている武器を強化した方がスムーズに攻略できる。特にゲーム序盤で手に入る武器は強化し続けていくと最後まで使えるものが多い。(折れた直剣とかセスタス等は除く)良くオススメされる武器としてはクレイモア、強化クラブが多いだろう。特に強化クラブはクレイモアよりも入手時期が早く、容易に手に入り、これ一本で攻略できるくらいには強い。ステ振りも簡単で、体力と持久力と筋力を上げていけば良いだけだからお手軽に強いと思う。 私的にダークソウルはいろんな武器で攻略できる懐の深さが魅力的なので欠点を上げるとしたら飽きやすい点か?
メダロットのように武器をカスタマイズする点が面白いと感じたので、筋力と技量をバランス良く上げる通称「上質」ビルドが遊んでいて楽しく感じられた。特に私はロングソードがお気に入りで、ロングソード縛りキャラで遊ぶのが好きだ。筋力を特化させて装備する重量級の武器もアツい。古龍の大剣にデーモンの大鉈、グレートアクスとデーモンの大斧あたりも無骨でカッコいい。パワーでなぎ倒す爽快感がある。対人戦を考慮すると技量系の武器が強いらしいが、それぞれ好きな武器を使えばいいと思う。
防具に関して言えばよく分からない。低い持久力の時に防具を着込んでいるとローリング動作が弱体化して、強力な攻撃を避けれず逆に死にやすいからだ。同じシリーズの防具を装備するより各防具で優秀な部分を継ぎ合わせて着込んだほうが強いらしいが、私は見た目重視の防具を着ていた。特に呪術師の初期装備であるボロ布シリーズのデザインが好みだ。強靭こそないが、炎と毒に耐性があるのが良い。特に病み村攻略で毒沼を歩く時に役立った。
入手が容易でそれなりに使い勝手いい防具を挙げるとすればチェインシリーズになるだろう。特にチェインアーマーはかなりガチ装備らしい。
アイテムについて
アイテムが強い。特に黄金松脂と火炎壺。黄金松脂は入手数こそ限られているが序盤のボス戦の救済措置かって言うくらい強い。強化メイスかクレイモア、ロングソードないしハンドアクス、ダガー等の武器に使うと牛頭のデーモン、山羊頭のデーモン、鐘のガーゴイル戦では嘘のように簡単に倒せる。
火炎壺も役立つシーンが多い。序盤では下手な武器よりダメージが出て強い。遠距離に投げれて地面に着弾後周囲を燃やす範囲攻撃なので、亡者兵士が大量に沸くところ(城下不死教区で六目の伝道者がいる場所等)で効果的。一番印象に残ったのは遠距離攻撃を持たないビルドでセンの古城を攻略中にギロチンの脇にいる蛇人魔術師に届き倒せたことだった。
あとはゲーム開始時に火継ぎの祭祀場に着いた瞬間に数レベル上げてすぐに、小ロンド遺跡に行き、火守女の魂を回収してエスト瓶を強化するのも鉄板だと思った。
おわり