リーサルクイズ(1)の回答/解説編
こちらのページはリーサルクイズ(1)の回答/解説のページです。まだリーサルクイズ(1)を見ていないという方はこちらのリンクからリーサルクイズ(1)のページに飛んで問題を解くことをオススメします。
リーサルクイズ(1)の問題編
https://note.com/dremii0127/n/ndeee47790175
条件
相手のリーダーの体力は14
自分のリーダーの体力は20
デッキの残り枚数は15枚
デッキの中身は全てゴリアテ
盤面のフォロワーすべてはリーダーに攻撃可能
自分の残りEPは1
自分の使用可能PPは10
現在10ターン目
リーダー付与やフォロワーのステータス変化はなし
※確実性のあるリーサルで決めてください。
相手の体力を0以下にすればクリア
それではさっそく回答/解説に入っていきます。皆さんは解けましたか？
①理解しておかなくてはならない基礎知識
・マルドッキオの進化後スタッツは6/2
・共鳴状態になるには自分のデッキの枚数が偶数になる必要がある
・デッキの枚数が15枚ということは、現在「共鳴状態ではない」
・奇数枚数のドローまたはデッキに追加をすることで共鳴調整ができる
・テクノロジーマナはレディアントアーティファクトも加える。
②マルドッキオでリーサルを取る！
マルドッキオ以外の手段ではどう足掻いてもリーサルを取ることはできません。
唯一リーサルが届く手段は、マルドッキオのスタッツが12/8になることで、全体2ダメージを含め、相手のリーダーに14点のダメージを与えることが出来ます。
マルドッキオのスタッツを12/8にするためにはどうすれば良いのでしょうか。
+6/+6するには、共鳴状態に3回なることで達成出来ます。
これは、共鳴から非共鳴に、非共鳴から共鳴になる行為(以後、共鳴調整)を合計で5回行うことで条件を達成することが出来ます。
③共鳴調整を「5回」行うには？
全然解けずにここに来てしまった人は、ここで引っかかってしまったのではないでしょうか。
ナテラの大樹を使えば、共鳴調整が出来ることは分かると思います。しかしナテラの大樹だけでは、共鳴調整を5回することは出来ません。
どうすれば良いのでしょうか。
④生還の突撃兵と糸による支配
ここに気付いた人は結構いるのではないでしょうか。生還の突撃兵と糸による支配の効果をおさらいしてみましょう。
①糸による支配で生還の突撃兵を選択します。
②生還の突撃兵でフォロワーに攻撃して自害！
③自分のデッキが1枚増え、共鳴調整を1回達成！
4ppを使用していますが、これ1枚で共鳴調整を１回行いつつ、共鳴状態であれば、操り人形を手札に加えることも可能になっています。
⑤カイザーインサイトで共鳴調整
カイザーインサイトは上手く扱えば、共鳴調整を1ppで1回行うことが出来ます。自分の手札を奇数枚消滅させて奇数枚引くことで、共鳴調整を行えるわけですね。
しかしここで問題がひとつ。2回連続のカイザーインサイトでは共鳴調整が2回出来ないのです。
自分の手札がカード3枚とカイザーインサイト2枚である場合、１回目のカイザーインサイトの効果でカイザーインサイトを選択するとカードを3枚引くことになり、奇数枚数のドローのため、共鳴調整が1回出来ます。
すると、自分の手札が3枚とカイザーインサイト1枚になります。同じようにカイザーインサイトの効果でカードを1枚選択すると、カードを2枚引くことになり、偶数枚数のドローのため、共鳴調整が出来ません。
ではどうすれば良いのでしょうか。
⑥ドールズオーナーを上手く使え！
この問題の特に重要なポイントです。序盤にドールズオーナーを自害させてしまうと、思いつかないアイデアになっています。
カイザーインサイトは、手札を奇数枚消滅させ、奇数枚カードを引かなくては、共鳴調整することが出来ないものです。
ではここでドールズオーナーの効果に注目です。
ラストワード 操り人形1枚を手札に加える。
いやいやだからなんやねん！ただの操り人形を手札にくれるだけのカードじゃないか。と思った人は次の説明を聞いてください。
では、わかりやすく例をあげて、手順を説明します。
①手札にカードが3枚、カイザーインサイトが2枚ある状態で、カイザーインサイトの効果でカイザーインサイトを選択します。これで手札が3枚消滅し、カードを3枚引くことになり、共鳴調整を１回できます。
②盤面にいるドールズオーナーを自害させ、操り人形1枚を手札に加えます。
③手札には、カードが3枚、カイザーインサイトが1枚、操り人形が1枚ある状態になりました。
④カイザーインサイトの効果で操り人形を選択します。これで手札が3枚消滅し、カードを3枚引くことになり、共鳴調整が１回できるようになります。
これで共鳴調整が2回達成出来るようになりました。
⑦ドリルヘッジホッグは使えない！？
ドリルヘッジホッグを使う場合
ドリルヘッジホッグ(2点)、ドールズオーナー(2点)、ドールオペレーション×2(9点)の、4ppで盤面を全処理することが可能です。
共鳴を調整するためのカイザーインサイト×2、ナテラの大樹×3に使う5ppも余裕であり、一見正解のように見えますが....
①操り人形を最初に回収する必要があるため、カイザーインサイトを2回使うことが出来ない。
②二連カイザーインサイトを諦めて、糸による支配を使ったとしても、ナテラの大樹×3(3)、ドリルヘッジホッグ(2)、糸による支配(4)、ドールオペレーション×2(2)、カイザーインサイト(1)を使う必要があり、最低でもppを12pp使うことになる。
このようにドリルヘッジホッグを使ってしまうとどう頑張っても、リーサルすることは出来ません。
それではさっそく、正解をみてみましょう。
いや！まだ見ない！！という人はもう一度考えてみてください。
⑧リーサルクイズ(1)問題の回答/解説
ようやく、リーサルクイズの回答/解説です。答えに辿りついた方はおめでとうございます。
行動の手順を①②で表記。右の行動後の残りのppを【10】【9】で表記。行動によっておきた更新情報を( )で表記。手札の枚数を〈 〉で表記。現在の共鳴状態であるか否かと共鳴調整を行った回数を［ ］で表記します。
①【10】テクノロジーマナをプレイ(自分の手札にナテラの大樹とレディアントアーティファクト)〈9枚〉［共鳴状態ではない/0回］
②【9】ナテラの大樹をプレイ(マルドッキオ4/4)〈9枚〉［共鳴状態/1回］
③【5】糸による支配で生還の突撃兵を選択(自分の手札に操り人形、生還の突撃兵が自分の場に)〈9枚〉［共鳴状態/1回］
④【5】生還の突撃兵で王たる光・ベイリオンに攻撃(ベイリオン4/3)〈9枚〉［共鳴状態ではない/2回］
⑤【3】ドールオペレーションを2枚プレイ(自分の手札の操り人形が+8/+0)
〈7枚〉［共鳴状態ではない/2回］
⑥【3】9/1の操り人形でライノスナイトパトリックを攻撃(ライノスナイトパトリックを破壊) 〈7枚〉［共鳴状態ではない/2回］
⑦【3】テクノロジーマナをプレイ(自分の手札にナテラの大樹とレディアントアーティファクト)〈8枚〉［共鳴状態ではない/2回］
⑧【2】ナテラの大樹をプレイ(マルドッキオ6/6)〈8枚〉［共鳴状態/3回］
⑨【1】カイザーインサイトでカイザーインサイトを選択し、手札を7枚消滅させ、カードを7枚引く。〈7枚〉［共鳴状態ではない/4回］
⑩【1】ドールズオーナーでベイリオンに攻撃(ベイリオン4/1)〈8枚〉［共鳴状態ではない/4回］
⑪【0】カイザーインサイトで操り人形を選択し、手札を7枚消滅させ、カードを7枚引く。(マルドッキオ8/8)〈7枚〉［共鳴状態/5回］
⑫【0】操り人形でベイリオンに攻撃(ベイリオンを破壊)〈6枚〉［共鳴状態/5回］
⑬【0】マルドッキオを進化させ、マルドッキオで相手のリーダーに攻撃して、14点ダメージ(マルドッキオ12/8)〈6枚〉［共鳴状態/5回］
こちらがリーサルクイズ(1)の答えとなります。
1枚目のカイザーインサイトのドローで生還の突撃兵を引き、生還の突撃兵自壊させることでも、共鳴調整を5回達成することが出来ますが、確実ではないため不正解とします。
終わりに
何となく作ってみたリーサルクイズでしたが、唯一の別解があることが少し心残りではありますが、割と良い問題にはなったと思っています。
一応リーサルクイズ(2)も考えてあります。多分すぐあがると思います。
「このカードを使ったリーサルクイズ」作って！というリクエストがあれば(あるのか知らんけど)、応えたいなとは思います。