113.日本が変わる為には厚利少売の意識が必要！

薄利多売という言葉は聞いたことがあると思いますが、対義語にある言葉が「厚利少売」です。

薄利多売はバブルが崩壊して以降、ずーっとこの流れで日本は成長してきました。しかし、これからの日本で昭和の販売方法を使っていても豊かになりません。それは下記の数式を見れば分かります。

売上　＝　単価　ｘ　客数

日本は少子高齢化で、人口がどんどん減っています。
つまり上の式で言うと客数が減っていくという事になります。
つまり、売値を単価を引き上げないと売上は上がってこないという事になります。

日本人は薄利多売の文化に慣れすぎた結果、価値のある良いものでも高く売ることができない国になってしまいましたと思いませんか？

最近の例で言うとお米です。
今朝のニュースでは5㎏が4,000円という記事が出ていましたが、私は本当に良かったと思っています。私の実家は米を作っているので、お米ができるまでの工程は小さい頃から見てきましたが、本当に大変です。AIが進む業界もある中、農業の業界はまだまだ人による力が必要です。
日本のお米は本当に美味しいので安く売る必要は全くないと思っています。


観光資源も同じです。
維持・保存する為には莫大な費用が必要です。薄利多売が大好きな日本人に合わせた価格設定も必要ですが、ここはダイナミックプライシング（価格変動制）を採用してみるのはどうでしょうか。


このように、日本が豊かになる為には、抜本的な価格設定の考え方を見直すことが必要ではないかと思います。日本人が潤わないとおもてなしの心以前に生きていけない状況になります。

目先の売上が減るのは怖いと思いますが、質と価値を上げていくためにも、勇気を出して価格を上げていきましょう。


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📝私の経歴
現在は上場企業の会社員です。
以前までは【会社員=安定】という気持ちで何となくの時間を過ごしていましたが、年齢が進むにつれてお金の不安が大きくなるばかりでした。

しかし、ターニングポイントをきっかけに
「自分の大切な人を守れる自分でありたい」
という自分の在り方にたどり着き、会社員以外の活動を本格的にスタート！

自分の経験が多くの会社員を笑顔にしその方の人生に笑顔の波が続く事を願って【Smile Wave】という屋号で起業しました。

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