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【無料公開】Adobe Premiere Proでプロ級テロップを自分でイチから作る方法【テロップデザインの作り方】


Premiere Proで動画編集をやってる皆さん、
テロップデザイン、こだわってますか?

もしテキトーにしてしまっているとしたら、超もったいない。
なぜなら、視聴回数を下げてしまう遠因になっているかもしれないからです。

まずはテロップデザインの比較画像を見てください。

上の画像を見てもわかる通り、
文字のデザインが「ちゃんとしてる」方が見栄えが良いですよね?

人間は心理的に、
安定したデザインを好み、不安定なものを遠ざける傾向にあります。

つまり、デザインにこだわりのないテロップを使い続けると、
それだけで視聴者離れが起きてしまう可能性があるのです。

これは何も、動画だけの話ではありません。

例えば、スーパーに並ぶ野菜。
キズがついたり色づきが悪いと、店頭に並びません。
なぜかというと、「売れないから」。
野菜も、見栄えのいいものから売れていく傾向にあります。

動画だろうが、野菜だろうが、
人間は美しくないものがキライな生き物なんです。

しかし!

逆に言えば、見た目にこだわりさえすれば、この問題は解決します。
しかも動画のテロップは野菜と違って、見た目を厳選してもロスはありません。
やらない理由が全くないんです。

「でも、自分でテロップデザインするなんて難しいんじゃない?」

と思う人もいるかもしれませんが、そこはご安心ください。

デザインとはいっても、数値を同じように入力するだけ!
レシピのとおり、真似して作るだけでOK!
そしてそのレシピは、このnoteで無料公開します!

ぜひこのレシピでテロップを作って、
ご自身の動画編集に役立ててください!

テロップデザインをするための下準備

テロップデザインで使う機能「エッセンシャルグラフィックス」の出し方

このページでご紹介するテロップデザインでは、
「エッセンシャルグラフィックス」という機能を使用します。

Premiere Pro上でエッセンシャルグラフィックスが表示されていない場合は
【ウィンドウ】→【エッセンシャルグラフィックス】の順でクリックし
表示させておきましょう。

【ウィンドウ】→【エッセンシャルグラフィックス】とクリックすると…
【エッセンシャルグラフィックス】のウィンドウが表示されます

フォントはAdobe Fontsを使い倒す

このページでご紹介するテロップデザインでは、
Adobe Fontsを利用します。

文字ツールで打った文字を選択した状態で
エッセンシャルグラフィックスに表示されているテキストをクリックすると
デザインの編集画面が表示され、フォントを選べます。

先にフォントをアクティベートしておきたい人は、
「Adobe Fontsの追加」から作業しておいてください。

文字を選択して、エッセンシャルグラフィックスで表示されてるテキストをクリック
フォントが十分にない場合は、「Adobe Fontsを追加」からアクティベートしておきましょう

テロップデザインのレシピ

いよいよ各テロップのレシピを公開します。
フォントなどのを設定を同じにして、そっくりなテロップを作って下さい!

金色テロップ

①フォントを「小塚明朝 Pr6N」「H」「150」に設定する。

②塗りを「線形グラデーション」に変更し、色の設定をする。

カラーバーをクリックすると、カラーピッカーが開きます。
左上のプルダウンを「線形グラデーション」に変更。
色は左から#F4D50A,#F9F191,#E6AD00,#F7E705,#F9F090,#F7E705

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#876220,#442C08,#FFFFFF,#CA1B1B,#101010

怒り/ツッコミのテロップ

①フォントを「レゲエ One」「Regular」「150」に設定する。

②塗りと境界線を次の数値に設定する。

色は上から#F01B1B,#F01B1B,#F6F151

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#101010,#FFFFFF,#000000

恐怖のテロップ

①フォントを「TAw 乱れつらら」「R」「150」に設定する。

②塗りを「円形グラデーション」に変更し、色の設定をし、境界線をつける。

色は左から#EF0D0D,#1D0202

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#FFFFFF,#3D0404

かわいいテロップ

①フォントを「平成丸ゴシック Std」「W8」「150」に設定する。

②塗りを「線形グラデーション」に変更し、色の設定をする。

色は左から#FF3BA7,#FFA663

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#FFFFFF,#FF3BA7と#FFA663の線形グラデーション,#00FCFF

シリアスなテロップ

①フォントを「凸版文久見出し明朝 StdN」「EB」「150」に設定する。

②塗りを「線形グラデーション」に変更し、色の設定をする。

色は左から#FFFFFF,#8511F1

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#480BBA,#000000

ポップなテロップ

①フォントを「ルイカ」「09」「100」に設定する。

②塗りと境界線を次の通り設定する。

色は上から#1BF3FE,#000000,#FFFFFF,#000000

③シャドウを次の通り設定する。

色は上から#E2E2E2,#000000

もし自分で作るのが難しかったら…

実は、テロップデザインはいろんな種類がデータ販売されています。

もし自分で作ってみても「コレジャナイ感」が出てしまうようなら、
プリセットスタイルを買ってみる、というのも一つの手です。

デザインはこだわればこだわるだけ時間がかかります。
動画編集だって莫大な時間がかかる。
多少お金をかけてでも「時短」したい場合は、
最初から買ってしまう方が正解かもしれません。

でも、買う商品を選ぶときには、注意が必要です。

少し探してみたらわかると思うのですが、
テロップデザインの商品って「100種類3000パターンセット!」のように
とにかく馬鹿みたいな量がセット売りされがちです。

冷静に考えてみてください。
そんなにたくさんの種類、使いこなせますか?

プロでも1つの動画で使うのは、色違いを除けばせいぜい10種類程度。
なのにアマチュアがそんなに持っててどうします?

しかもそういう商品ってほとんどのケースで
どんなテロップデザインが含まれているのか、事前にわかりません。

商品ページにサンプルがすべて掲載されていないんです。

何か、不誠実ですよね。
私は嫌いです、そういうの。

それに収録量が多いとその分、値段もバカ高い。
出した金を回収できるのは、いったいいつになるのか…

必要なものを、必要な分だけ。

賢いクリエイターなら、
これがどれだけ合理的な選択か、わかるはず。

お得感に騙されずに、自分に何が必要か見極めて買うようにしてください。

ポイントは、「少しずつ安く買える」こと

ここで少し宣伝させてください。
実は私も、テロップデザインの販売をしております。

おかげさまで現在、DL数が100を突破しました!ありがとうございます!

私がこれまで50万円かけて勉強してきたテロップデザイン。
それを安価で提供し、動画編集にかかる時間を少しでも短くしたい。

その信念から生まれたのが、「Premiere Pro用テロップスタイル」です。

少しずつ小分けに、低価格に設定してますので、
必要なものを必要な分だけ買えるようになっています。

もちろん、全テロップのサンプル掲載中です。
どんなデザインがあるか、ぜひ覗いてみてください。

※真似して自作すればタダ!見るだけ・参考にするだけでも大歓迎です!


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