見出し画像

【本の紹介】サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット②ストレスとエゴと見栄

執筆日:2025年1月9日

久しぶりに読み返しています。再読して、改めて心に刺さった個所をピックアップし、自身を振り返ってみたいと思います。

収入-エゴ = 貯蓄

収入からエゴを引い たものが貯金だと考えれ ば、それなりの高給取りなのに貯金がほとんどない人がなぜこれほど多いのかがわかる。彼らは日々、 精一杯見栄を張り、他人に負けないようにしたいという本能に突き動かされ ているのだ。

モーガン・ハウセル. サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット (p.133). ダイヤモンド社. Kindle 版.

なんともシンプルな式。しかし、その意味するところは深く、そして耳が痛い話です。私はこの一節を読んで、真っ先に20代の自分を思い出しました。もし過去に戻れるなら、このページをそのまま見せてやりたいと思います。

20代の自分:散財とストレスの日々

当時、それなりに稼いでいたはずなのに、思ったほど貯金はありませんでした(感覚的には、もっとあると思ってた)。今振り返ると、理由は明らかです。「ストレス」と「エゴ」が、私を散財に向かわせていました。

今考えるとその多くは「必要な支出」ではなく、「承認欲求を満たすための散財」だったと思います。しかも、自分としては、「それほど使っていない」という認識でした。恐ろしいですね。この悪循環はストレスによってさらに加速しました。そして体重も増えました(笑)

何に散財していたかって?それは恥ずかしくてここには書けません。

独立後も抜け出せなかったエゴの罠

20代だけでなく、30代半ばに独立した後も同じ罠に陥りました。ストレスももちろんそうですが、この時は「自信の喪失」が大きかったと思います。なぜかそういう時に限って、見栄を張りたくなる。ホント何やってんだ!って感じです。

再読を通じて思ったのは、数式はとてもシンプル。だけど、感情(特に本能)が関わってくると、やはり難しい。私にとって「ストレスとエゴ」は、お金の問題だけでなく、これからの人生でもたびたびやってくるであろう、人生全体の課題なのだということです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。メッセージやスキ、フォローをいただけると、とても励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!