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中小企業診断士はどんな本を書いているのか?

執筆日:2024年11月13日
公開日:2024年11月13日

私は本を読むのは好きですが、出版とは全く無縁の世界で生きてきました。出版に興味を持ち始めてから、中小企業診断士がどのような本を書いているのか、どのような本が売れ筋なのかリサーチしました。リサーチといっても、アマゾン・楽天市場・ヤフーショッピングで検索しただけです。

結果、なんと驚くべきことに、受験対策の本ばかりだったのです。たまに「中小企業診断士が独立するための~」みたいな本や「専門的な実務書」がちょこちょこありました。要するに、ほとんどの本は中小企業診断士に「なるため」の本なのです。

理由は、パイの大きさでしょう。近年の受験者数は2万人前後、最終合格者数は1600人前後、独立する人は30%もいないでしょう。となると、「なるための本」が一番パイが大きく、他の2つはパイが小さいのです。

どちらにしてもパイはそこまで大きくありません。私がその種の本を出そうとすれば、小さなパイの奪い合いに参戦することになってしまいます。そもそも私は競争が嫌いですし、たいして頭も良くないので難しい受験勉強を教えるのは不向きなのです。

そういうことよりも、今のビジネスには直接つながらなくても、自分の内側から湧いてくるような、自分らしい独自性のあるものを書いてみたくなったのです。

ちなみにこれは、気合を入れて立てた目標でも何でもなく、かなり気まぐれ的な思いつきで始めたものでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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