①日本の若者たちの反戦運動はなかったのか 『歌われなかった海賊へ』から日本の教育を考える その1
昨年の暮れに、逢坂冬馬さんの『歌われなかった海賊へ』を読み終えました。近所の図書館で本を借りようとしたとき、この本がすぐに目に飛び込んできました。以前、『同志少女よ、敵を撃て』を読み、心深く感動が残っていたからです。
エーデルヴァイス海賊団の存在は知りませんでした。ドイツ各地に存在したこの若者たちのグループは、お互いに連携して反ナチズム的な行動をとったものではないようですが、彼らの行為は結果的にナチスへの敵対行動へとつながっていきます。
この本を読んで改めて思ったのですが、第二次世界大戦中の日本で、このような若者たちの活動がなぜみられなかったのだろうかと。
どなたか教えてくださいませんか。