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マミートラック経験者が、復職部下にマミートラックを敷きそうになった件

ひとりめで味わったマミートラック


もうすぐ小1になる第一子産休の時に、産後1年で復帰したものの、
プチマミートラックを経験しました。
(復帰後の3ヶ月くらいですが)

その時、産前から上司が変わっていて、
あの管理職としてバリバリ働いていた頃の私は新上司は知らない。
私も復職面談の場で、
とにかく「誰かの何かの役に立ちたい」という一心で、
「できる事は何でもやります!」と息巻いていた。
当時の人手不足もあったので、復帰後はひたすら欠員を補う仕事をするという立場にとどまりました。

ただ…
立場が変われば、
・入ってくる情報が明らかに少ない。
・もっとこうしたいのに、もっとこうすればいいのに、が通らない。
・自分への期待値が低い。
・意見を出す場がない。
・何より、ひま。
もどかしい。。

いや、復職まもない立場、急な呼び出しもあるかもしれないという状況で、ヒマは本来ありがたいのだけど。
「情報が入ってこない」というのが想像以上にキツかった。
そうか、「役職」というのは=「入ってくる情報の多さ」なんだ、ということを気づかされた経験でした。

結果として、3ヶ月の様子見期間を経て、
組織変更があり、ありがたい事にもとの立場に戻れた私でしたが、その後の仕事には、この3ヶ月のいちスタッフとしての経験がすごく生かされた、と感じてます。
(その話はまた今度)

行き過ぎた配慮がマミートラックを産む

そんな経験をした私ですが、
今月から育休明けの部下が復帰してきて、もうすぐ1ヶ月。
もともとバリバリMGで能力も高い、だが働き方の制約もあり元の職責は果たせない、なので別のポジションでの復職です。

自分が一度陥りかけたマミートラックですが、
これは本当に無意識に、部下にマミートラックを敷きそうになっていました。

無意識の行き過ぎた配慮から、
「期待されてない、情報がこない、ものを言えない、もっとこうすべき、自分って必要?」
このもどかしさを感じさせてしまっていたかも。
「配慮」は必要だが「行き過ぎた配慮」は善ではなく悪である。

前に何かの本で読んだことがあるような?
ちゃんと学びと経験を生かさなければ。

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