適応障害と僕の2209日 -僕が病院に連れていってくれた両親に感謝するわけ-
自己紹介
こんにちは、「きゃん」といいます!
僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。
そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。
教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。
そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。
僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。
僕が病院に連れていってくれた両親に感謝するわけ
今、お子さんが精神的な不調に陥っていて、
何をどうしたらいいんだろうと悩んでいる方、
多くいらっしゃると思います。
僕の両親も、「また初めて子育てをし始めた感じ」と、その当時の感覚をふりかえっています。
初めてのことですし、周りに相談できる人もそう多くはないと思います。それは不安になりますよね。
僕の結論としては、「できるだけ早く病院に行くこと」です。
お子さんが精神的な不良に陥ったときに協力をしてもらえる人の一例として以下のような人があげられると思います。
・担任の先生 ・保健室の先生 ・スクールカウンセラー・心療内科、精神科の先生 ・同じような経験のある保護者
このうち、病院以外には、ほとんどの保護者様が
相談をしているように感じます。
ただ、病院には抵抗感を示します。
その理由もわかります。
周りの目線であったりとか、ハードルの高さが桁違いですよね。
ただ、今の僕はそうは思いません。その理由は…
①最終手段を出し惜しみする理由はない
例えば、子どもが熱を出したら、病院に連れていきますよね。
それ以上にできることがないので。
心も身体と同じです。
最終手段を出し惜しみする必要はないと思います。
②意外と周りにばれない
意外と行ってみると、周りからばれることもありませんし、同じ境遇の人しかいないので、保護者もお子さんも安心感を覚えます。
③保護者様の心が少しだけ軽くなる
辛いのはお子さんだけではありません。それを支える家族も辛いのです。
支える家族も疲れてしまうことが一番あってはいけません。
病院によっては保護者様と先生が話す時間を設けているところがあります。その時間が安心感につながります。
ただ、病院以外にも協力できる人はたくさん増やすべきです。
多くの目でお子さんを見ることはお子さんの早期回復につながります。
僕はたまたまいい先生に出会えたから通院を続けましたが、合わない先生のところはやめて、また別の場所を探すべきだと思います。
たくさんの抵抗がある中、無理やりにでも僕を病院に連れて行ってくれた両親に感謝しています。
きっと、通院するタイミングが遅かったら、
6年という闘病生活はさらに伸びていたでしょう。
皆さんもそうならないために、1度、できるだけ早く最終手段、使ってみてはいかがでしょうか。
苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで