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適応障害と僕の2209日 -卒業式、家で1人-

自己紹介

こんにちは、「きゃん」といいます!

僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。

そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。

教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。 

そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。 

僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。


卒業式、家で1人

僕は小学校の卒業式に出られませんでした。
家で1人で泣いていました。

僕の調子が崩れる前から卒業式の練習は始まっていました。
はなむけの言葉、トップバッターは僕でした。

「爽やかな緑が」

僕が言うはずの言葉でした。

しかし、その言葉を言うはずだった時間、僕は、布団にくるまりながら1人で泣いていました。

卒業式前の通院で、お医者さんからドクターストップがかかりました。卒業式には行くなとのことでした。

嫌でした。嫌でしたが、日々、悪化していく自分の現状に認めざるを得ませんでした。

卒業式の朝、薬の副作用から体を起こすこともままなりませんでした。

マンションの中庭には正装をして、胸にはピンクの花をつけている同級生とその家族が楽しそうに写真を撮ったり、話をしたりしていました。

髪はぼさぼさ、顔も洗っていない、部屋着の自分を見て、虚無感に襲われました。

全てをやめてしまいたい。そう思いました。


苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで


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