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適応障害と僕の2209日 -おばあちゃんの家にも行けない-

自己紹介

こんにちは、「きゃん」といいます!

僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。

そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。

教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。 

そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。 

僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。


おばあちゃんの家にも行けない

僕にとって自然がたくさんで、僕の全てを受け入れてくれるおばあちゃんがいる、おばあちゃんの家は大好きな場所でした。

僕のストレス発散もかねて、家族でおばあちゃんの家に行くことになりました。

しかし、当日の朝、僕はおばあちゃんの家に行くことを拒みました。

「怖い」

おばあちゃんの家まで車で1時間半ほどかかります。その道の中で不安を感じてしまうのではないかという恐怖から出た言葉でした。

不安が大きくなってから数週間経ちましたが、その期間の間に、何度も何度も不安に苛まれる僕を一番近くで見ていました。

何をしても不安に支配される自分を何度も見る中で、何かをしたいという意欲がどんどん奪われていきました。

結局僕とお母さん以外の家族はおばあちゃんの家に向かい
僕とお母さんは家に残りました。

「病気なんていやだ!!」
「外にも出れなくなってる…」

ストレスを発散する行動すら奪われていくことに、大きな不安を感じていました。


苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで


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