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適応障害と僕の2209日 -サッカーも行きたくない-

自己紹介

こんにちは、「きゃん」といいます!

僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。

そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。

教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。 

そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。 

僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。


サッカーも行きたくない

学校にはほとんど行けなくなっていましたが、サッカーには行きたい気持ちが強く、練習に参加していました。
好きだったこともありますが、小学1年生から続けたことを終えてしまうことが怖かったのかもしれません。

しかし、次第にそのサッカーにも足が向かなくなっていきました。
学校に行けない日が増えるにつれて、友達やその家族と顔を合わせることが気まずく感じられたことによります。

サッカーは心の拠り所でした。何も考えずにボールを蹴る瞬間が好きで、体を動かすことで心が少し楽になる気がしていました。
キャプテンとしての役割を果たそうとすることで自分なりの責任感も生まれ、それが自信にもつながっていたのかもしれません。
けれど、症状が進行するにつれて、不安や気まずさが勝り、サッカーの練習に行くのも重荷に感じるようになってしまいました。

練習の日が近づくと「どう思われているんだろう」という不安が頭をよぎり、以前は楽しみだったサッカーが、いつの間にかプレッシャーの一つになっていたのです。父親やチームメイト、そしてコーチに迷惑をかけたくないと思う反面、無理をしてまで行く気力も湧かなくなっていました。

好きだから続けてきたサッカー、それが今の自分には重荷に感じられるなんて、自分は変わってしまったのではないかと不安になりました。

次回は、そのサッカーチームの卒団式の様子について書きます。


苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで


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