適応障害と僕の2209日 -鍵閉めたよね-
自己紹介
こんにちは、「きゃん」といいます!
僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。
そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。
教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。
そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。
僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。
鍵閉めたよね
前回話した「確認すること」について話そうと思います。
2回目の通院の直前に、新たな症状が出てきました。それが細かなことを何度も確認をしてしまうという症状です。
気づいたきっかけは、寝る前に何度も鍵を閉めたか確認しだしたことです。
いつも通りベッドに入り、目をつぶったのですが、「あれ、鍵閉めたっけ?」と、急に不安になり、鍵がしまっているか確認しに行きました。
鍵を閉めたかどうか不安になったのは、夜に不審者が入ってきてしまうのではないかという恐怖によるものでした。
また、それ以外にも電気を消したかどうかの確認もするようになっていきました。この不安は電気代を心配したものでした。
電気を消したかの確認より、鍵を閉めたかの確認の方がより強い強迫観念がありました。
これは不安の大きさによるものだと思います。不安が大きければ大きいほど確認しなければという思いが強くなりました。
ただ、この不安は周りから大丈夫だよと言われても解消されません。自分で確認して初めて、不安が解消されます。
だから家族はその行動を止めませんでした。
僕は何度も何度も確認を繰り返しました。
その確認を続けていく中で、段々と大丈夫かもしれないと思うようになっていきました。
心が疲れ切っている時は人の言葉が入らない時もあります。
状況に応じて、経験させ、感じさせ、安心させることも有効なのかもしれないと思います。
苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで
スキ、コメント、アドバイス、よろしくお願いします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?