適応障害と僕の2209日 -初めての通院-
自己紹介
こんにちは、「きゃん」といいます!
僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。
そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。
教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。
そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。
僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。
初めての通院
納得のいかないまま僕は車に乗り込みました。
車で数十分、目的地の子ども専門の心療内科に到着しました。
お母さんに促され、渋々雑居ビルの中にあるその病院に入りました。
病院内は雑居ビルということもあり特段広いわけではありませんでした。
待合室には3脚のソファーとウォーターサーバー、木のおもちゃ、クラシック音楽とリラックスできる空間でした。
待合室には緊張した面持ちの中学年くらいの男の子、はしゃいでいる低学年くらいの女の子と多様な親子がいました。
そんな落ち着くために様々な工夫が施された待合室でしたが、私はそわそわしていました。
というのも、「適応障害と僕の2209日 -僕は障がい者じゃない」でも書いた通り、
私は人と違ったり、自分が落ちぶれていったりすることが自分自身受け入れられなかったからです。
あまり覚えていませんが、むすっとした顔をしていたかもしれません。
ただ、この日、無理やりにでも病院に連れてきてくれた両親に感謝しかありません。
その当時、腹が立って仕方がなかった行動に対して、今、感謝している理由について次回、お伝えします。
苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで