適応障害と僕の2209日 -血が出るほど体を洗う-
自己紹介
こんにちは、「きゃん」といいます!
僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。
そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。
教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。
そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。
僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。
血が出るほど体を洗う
いつも通り、お風呂に入り、白いバスチェアに座る。
シャワーの蛇口をひねり、頭から水を被る。水温は40℃。
頭を洗い終わり、ボディータオルを濡らし、ボディーソープを2回ほど出す。
いつも通り、体を洗い始めたのだが、ふと、「あれ、僕って汚い?」と思った。
思い始めると止まらない。体をこすり続ける。
いつしか、皮膚に血が滲んでいた。
それでも汚いという思いが止まらない。
痛みでやっと手を止めた。
お風呂から出て、リビングに向かうと、半袖のパジャマから覗く、赤くなった腕を心配そうに両親が見ていた。
もう、何が起きても驚かなくなっていた。
それから、体だけでなく、手を洗う時、歯を磨くときにも、自分が汚いと強く思うようになっていった。
苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで
スキ、コメント、アドバイス、よろしくお願いします!!
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