適応障害と僕の2209日 -学校へ報告-
自己紹介
こんにちは、「きゃん」といいます!
僕は小学6年生の2月から高校3年生まで
適応障害、強迫性障害でした。
そんな僕も、今では小学校の先生として人並み、
いや、それ以上の幸せな日々を送っています。
教員として働く中で、精神的に体調を崩している子どもや、その子どもへの接し方に悩む保護者と何度も関わってきました。
そこで、自分の経験を伝えることが、
誰かの心を少し軽くするのではないかと思い、
こうして発信することにしました。
僕の言葉のどれかが、
今、苦しんでいるあなたを
少しでも救うことができれば、嬉しく思います。
学校へ報告
2回目の通院から数日後、僕はお母さんと学校を訪れ、症状についてお話しました。今回はその日の様子について書きたいと思います。
薬の副作用の影響で体がだるく、学校を遅刻したり、欠席したりすることが増えてきました。
それでも、漢字ドリルやプリントには取り組もうとしていましたが、字を書いては、合っているか不安になったり、読めているのに読めていない気がしたりと、うまくいかないことが多くなりました。
「やっぱり、書けない!!」
「こんなん障がい者じゃないか!」
「友達がいなくなる…そんなの嫌だ!!」
「みんなに言う」
この言葉をきっかけに、学校に状況を伝えに行くことになりました。
夜18時半ごろ、僕とお母さんは学校に向かいました。
今思うと、定時を大きく過ぎた時間にお時間をくださっていたことになりますね。頭が上がりません。
学校に着くと、校長室に通され、学年主任の先生と担任の先生、僕、お母さんの4人で話をしました。
話した内容は次のようなことです。
・投薬の状況や家での様子
・同級生への伝える方について
・学校に通うことが難しいこと
先生方は受け入れがたい部分もあったと思いますが、必死に理解しようと聞いてくださっていたことが強く印象に残っています。
結果として、学校に詳しく伝えたのはいい選択だったと思っています。
その理由は2つあります。
①自分の現状を知ってる人が増えることが安心につながった
最初は誰にも知らせたくないと思っていました。
できない自分が恥ずかしかったからです。
しかし、症状が重くなる中で、現状を受け入れざるを得なくなり、それを他人に伝えることで「孤独感」を少し和らげることができました。
学校を通して友人に現状が伝わり、多くの友人が心配してくれたことで大きな安心感を得られました。
②協力してくれる人が増えることで支える人の精神的負担が軽減
孤独感を感じていたのは僕だけでなく、支えてくれる人も同じでした。
支える人が無理をしすぎないためにも、学校や周囲に現状を伝えることは大切です。
お母さんも学校に伝えたことで支え合いの輪を広げ、負担を軽くすることができました。
このように、学校と連携することは、お互いの孤独感を少しでも軽減する意義があると感じます。もし今、ひとりで支えて悩んでいる人がいたら、ぜひ学校に相談してみてくださいね。
苦しみは、いつかあなたを豊かにしてくれます
だから今は無理にがんばらないで
スキ、コメント、アドバイス、よろしくお願いします!!
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