コールリン

名前を呼んで欲しいです

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最近の記事

君は正善説

結局は表現することに、他人の評価は関係なかったのかもしれない。 目指すものは一つでなければならないように、表現を通して求めるものは一つでなければならない。 とんでもないね私は。図々しいも程があるとかなんとか。 君はそれさえ私自身のいいところだと言ってくれそうだけれど。 全ては私になる。 この世の全ては私を形成する細胞となる。 そう考えられさえすれば私は孔子かガンジーだ。 この世の全ては収束して私となり、そして発散する。 そう考えられさえすれば私は神となり崇められいずれ消

    • 爆発の蝉

      昨日が最後の蝉でした。 それに気づくのは今日のことで、夏の終わりとはこのようなものを指すのでしょう。 いつの間にか君の微笑を忘れ、執着だけになってしまいました。 それはもう分かりきっていたことで、恋の爪先とはこのようなものを指すのでしょう。 いつか見た君の真髄も空の微笑みも 消えてしまう。なくなってしまう。 ありがとうと感謝するのも何故か名残惜しくて、悔しくて、そうではないと勝手に思っている。 だって君はたくさんの人に愛され、愛を与え、今もなお愛を語る。 そんな

      • 右手が無くても輝ける。 秋の風に酔いしれて刻まれる何年も前の記憶。 いつかは消える。なくなってしまう。 ストンと落ちる体が底に。 8月と聞いて、思い出される喧嘩ばかりの兄弟。 もうやめにしようぜ。俺たちオトナだ。 輝いている。頭の上に雲の上に空の上に青の上に。 必死に追いかけようと思う。 猛暑の春。 笑顔と希望と夢。精一杯。綺麗事。 擬態の夏。 覆い被さった無意味の中で宇宙を見る。 葬送の秋。 記憶に無い揺れる髪、遠雷。 春怨の冬。 いつかは皆死んでしまうんだ

        • ユニコーン春の夜

          一つ切り取って広げてみても、結局変わらない。 私は何も変えられることが出来ない。 好きすぎて嫌いになるって本当にあるんだ。 どうも。こんばんは。春を共に過ごしたと勘違いしているやつより。 人生こんなもんだよ。 こんなもんかな。 こんなもんだって。 こんなもんなのか。 こんなもんか。 粉もん好きじゃない。 私別にすごい言い回し出来るとかそんなんじゃないからさ。 だから支離滅裂なことしか書けないんだよ。 正直君さえ関わらなければどんなことでも正しいと思える。 君に近づ

          loveとそれとpeace

          君の声は、瞳は、夢は、思想は、愛は、 私の全てになるべきだった。 君の名前は愛の名前。 君の心は愛の心。 君の存在は愛の象徴。 でも君はいつでも輝いていて、いつでも幸せそうに歌っていて、 そんなところも全部好きだから。 好きになってしまうから。 ロックでもフォークでも世界を愛しているあなたが好きだから。 だから、だからどうか、 これからも幸せでいてね。 歌い続けてね。 みんなを幸せにしてね。 みんなのための君でいてね。 いつか、私のために歌ってね。 みんなの

          loveとそれとpeace

          悔しい!

          なぜ嫌いなものにならなければならないのか。 いい時間だと思う。 あ、あのジーンズの色いいな。とか。あのお店のパスタ美味しそうだな。とか。 とってもいい時間だと思う。 君の頭を覗いてみたい。覗いたところで君になれるわけではないけれど。君を知れる気がする。 巻き戻してよ。君ならできるでしょ。 君の声を聞いて。 大切なものを忘れていた気がして。 とてつもないエモーショナルを打ちうけられて。 どうしようもなく焦って。 気づかないうちにあの窓の外へ飛び出してしまいそうにな

          楽園

          まるで赤子が知りたての言葉をつたなく話すように。 背中に生えた手すりを強く噛んで、重なる。 ムカデのように這いつくばって、連なって。 私の背中にも、あの子の背中にも、手すり。 灰色の手すり。 君の背中には白い翼。早く飛んでってよ。速く。 それはどこから来るものなんだろう。 誰に向けたものなんだろう。 すごいだろ。 そんなこと言わないで。 君と対等だ。 こんなやつもいる。 気づいて欲しい。 一緒にどう。 いづれかなのか。いづれでもないのか。 後者であることを願う。

          暖色光

          あんな思想を描いてやる。 顔がグッと握られて、目が染みる。 歩く猫と目があって、ドキリとする。 別に何ともないのに。  波打って波打って、そこにたどり着く。 間違って間に受けて、底にたどり着く。 しかし何でもないところに君はいて、幸せに存在している。 図らずあのカーキ色の空気に君を描いている。 オレンジの香り。鮮やかな、オレンジの香り。 きっと君は、もう忘れた香り。 届かない暖色光に手を伸ばし、線の増えた君へ。 私に愛すべきものを教えてくれてありがとう。 幸せな夢

          等価交換

          あの壁には不細工な犬の絵を描いてやる。あのドームを、あの街をぶっ壊せば。爆弾を落っことしてやれば。 争いは無くなるのだろうか。 そして私達は新たに何かを失う。 ものは全て等価交換。ある人は努力と引き換えに時間を失った。ある人は幸せと引き換えに将来を失った。 私は憧れを追いかけて、何が変わっていったのだろう。 彼は果てしない輝きを得て、何を失ったのだろう。 それはとても大きなもので、この地球さえ包み込むのではないか。そんな風に考える。 タイムマシンを作ったんだ。5

          スパイラル

          形のないもの。どこかぼんやりとしたもの。 わたしはそんなものに惹かれる。 例えば君。 ちょっと違うかも。 形はないよね。でも君より固くて儚いものは見たことがない。とっても素敵。 よくわかんないトマトのカレーで口直し。 起源を知る。今までを知る。それを好きになる。 スパイラル。 君とそんなものとのスパイラル。 ぼんやりとしたもの。 君の髪、肌の色、存在。 固いもの。 君の瞳、思想、指先。 お母さんの茶碗蒸し。おいしかったなあ。 味はもう忘れちゃった。 自分で作って

          ひとつ

          ひとつずつひとひねり。 私は大切にしている。 私は特別だ。 私だけそう思っている。 君との初めての夏。 私は5センチ大人になった。 たかが5センチ。されど5センチ。 おはよう。歌おう。 耳を塞いで、目を閉じる。 おやすみ。歌うよ。 目を閉じて、耳を塞ぐ。 綺麗な声のあの子と君。 きっと素敵な恋。 私の声と君。 きっと遠いとおい恋。 ひとつずつひとひねり。 大切にしていこう。 綺麗な声で歌おう。 私の声で歌おう。 君は特別だ。 みんなそう思っている。 そういえば、君と

          わかるよ。君

          日々違う違うと更新されていく。 でも戯言だと思わないで。今は大切だから。 ねえ。大人になったよ。君のおかげで。 君の出会いを知ったよ。意味を知ったよ。 悲しいよ。すぐに忘れてしまう。 絶好調だったなあ。早く思い出さないと。 わからないからすきだったのかな。 わかっていてもすきだったかも。 わからないよ。 わからないよね。 わからなくていいよ。 わかってるから。 君の音色を見つけたとき。 君の笑顔を知ったとき。 君の今を知ったとき。 君の声を聞いたとき。 君の思いを見た

          願う

          君のことをこんなにも好きなのに。好きなのに。好きなのに。 君の声を聞けなくなった。 むねがきーんとなる。くるしくなる。なきたくなる。おもわずう゛わとこえにでる。しにたくなる。 怖いんだ。君を感じるのが、これ以上踏み込むのが、好きになるのが、君になりたくなるのが。 君に幸せでいてほしいです。いつまでも夢と希望を持ち続けていてほしいです。愛するべきものを愛していてほしいです。自分を叫び続けていてほしいです。 君に幸せにならないでいてほしいです。昔の君も大好きです。たがら

          信仰

          人に聞いてもらうための表現と、自分を叫び続ける表現は違うんだね。今日初めて知ったよ。 あなたはどちらでもないように見える。私がそう思っているだけで、きっとどちらかで。でも実はどちらでもないのかもしれない。 あなたが出会ったものに私も会いに行きます。行けたら行くね。 あなたみたいになります。 なれるならなりたいです。 今何をしていますか。何を考えていますか。 私はあなたのことを考えています。 あなたは神です。でも神じゃないかもしれません。 あなたが神じゃないと言えば神で

          今日

          電線の隙間の青が、どこかに繋がっている気がして、空を飛んでみたくなったあの日の夕方。 旋回する鷹は何を思っているのだろう。 きっと。 君の声と生き方が、辛くなった今日。やっと君への思いが離れた気がする。 君を大好きなのも私で。それを遠目に落ち続けるのも私。 そんな言い方しないでね。軽々しく愛は使わないからさ。 12月まで置きっぱだった扇風機に君を感じた今日。指先だけ君に触れたよ。 いつまでも人間らしくなり続けてね。ねえ君を愛してるよ。 わからないよ。私も思っている

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          私のこれからは、思い描いた通りだろうか。 彼はもうそりゃあ私からすると完璧だった。 私もそうなりたい。彼になりたい。近づけるはずだ。 そう願う度怖くなる。もしなれなかったら、彼になど届くはずもないと現実か幻想かを突きつけられたら。 私にとってこれは「将来へのぼんやりとした不安」だが、かの作家にそこに強い憧れというものはなかったのだろう。 彼は自分をどう評価しているのだろう。どうか低い評価をしないでくれ。 私は彼になりたい。彼の脳に、声に、瞳に、唇に、腕に、髪に、心