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マスクを「する」とか「しない」とか

マスクをしていないとマスク警察が現れるとか、マスクは意味がないとか、マスクが話題になってほぼ2年。

リスクマネジメントの観点から考えてみる。

そもそもなぜマスクをするのか。
飛沫による感染リスクを「軽減」するため。
つまり、人にうつす可能性やうつされる可能性を減らすため。
重要なのは、あくまで「可能性を軽減」することであり、マスクをしていたから罹らないとか、マスクをしていたのに罹ったということでは無いということ。これを理解している人があまりにも少ない。

飛沫を防ぐためなので、一人で周りに人がいない所を歩いていたり、一人で車を運転している時にマスクをしているのは無意味だと言える。逆に人混みや混んでいる電車やバスなどはマスクをすることで感染リスクを減らすことができる。自慢げにノーマスクで電車に乗ったとかツイートしている人はよっぽどの田舎に住んでいるんだなあと思ってしまう。
場所や周囲に合わせて外したりつけたりすれば良いだけの話では?と思う。

マスクをしていると雑菌が増えてかえって不衛生という話もある。
これもリスクマネジメントとして考える。
マスクを着用していると雑菌が増えるのは事実だと思う。ではどのくらいの時間でどんな菌がどれだけ増えるのか。これは統計データを取ればわかるはず、ただ反マスク論者からは具体的な数値は出てこないので、きちんとしたデータを公正な機関が取って公表してもらうしかない。
それによって、雑菌が増えるリスクがあるなら、例えば3時間以内なら問題無いとの話であれば3時間毎に取り替えれば良い話だし、8時間大丈夫だという話であればほとんどの人は外出時はマスクを替えなくても良いということになる。
リスクは可能性の話なので、その可能性の発生確率、重大度で対策を立てておけば良いだけの話だと思う。

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