相手の思考を引き出して満足させよ。
精神科医で交渉術の専門家の著者マーク・ゴールストン氏は、
大変興味深い、納得のいく話をされている。
たとえば、
人間の思考は「どう感じるか」「どう考えているか」「どうしたいか」
の3つから成り立っている。
したがって、相手の思考の3つの要素すべてを引き出せれば、
相手は大きな満足感を得られる。
反対に、あなたが「どう感じるか」「どう考えているか」「どうしたいか」
ばかり、話していたら、相手に安心感を与えることはできない。
と。
この本は、自己満足な役に立たない本が多い中で
かなり的を射ていると感じました。
「人は他人の共感を求め、
共感を得られないと、
ストレスが溜まってしまいます」
すべての人に感情があります。
一方的に、自分の感情だけを話す人、
人の話を聞かないばかりか、話をさえぎる人。
こういう人が多くて困りますが、自分は気持ちよくても、
相手に多大なストレスを与えており、しらずしらず、
離れていっていることを認識すべきでしょうね。
一方的に落語のように話すのではなく、
指導的立場にある人は、相手の話を聞きましょう。
「挨拶は短く、幸せは長く。」 竹下登
長い話しは自己満足。他人は迷惑。
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