鈴木敏文 元セブン&アイ・ホールディングス会長の教え

もう30年も前ですが、セブンの本部で働いてた時に学んだ鈴木敏文元会長の教えは、私の仕事、人生に活きています。

「変化への対応と基本の徹底」
「ドミナント戦略」
「チームマーチャンダイジング」
「共存共栄」
「売れ筋陳列、死筋排除」

当時、毎週聞いていた会長講話で教えて頂いた事を、今の仕事や人生に反映させて、今さらながら「ほんとに大事だな」「それだよな」って思うことが多い。ほんとに多い。

最近、ひとり暮らしの叔母の転居の手続きや介護の手続きで、実家の地区の市役所とやりとりしてるんだけど、窓口で

「なぜできないか」

を延々と説明される事にウンザリしてしまって😩

「なぜできないか、は充分分かりました。どうやったらできるか、を考えて頂きたいんです!」
って言っちちゃった😓

それはきっと、私が20代の頃上司から

「鈴木会長はさ、『絶対できないことを証明するよりも、どうやったらできるか考えた方が簡単だろう』って言うんだよ」

って。

聞いて、衝撃的になるほど💡って思った事がずっと頭にあって、できるだけ「どうやったらできるか」を考えるクセをつけてきたからかもなって。

鈴木会長は、

セブンをアメリカから持ってきて、
そこでおにぎり売り始め、
雑誌にバーコードつけて
オリジナルのPOSレジで販売状況分析し
発注画面に天気情報まで見れるようにし
安さではなくクオリティを追求し
あったらいいなをクリエイトし続け
銀行までつくって店内にATM入れ
世の中にないなら、うちが作ればいい

的に新しいことに挑戦し続ける企業風土を作った人の考えはすごい
(大変な思いしてる人がいることは間違いないけど😅)

私も、もともと、

「トップの考えに共感できる組織で働きたい!」

って、大学の時に就職活動してて。

そのために、
100社に資料請求のハガキを出し(当時はハガキ💦)、
30社の会社説明会に行き、
そのうち「ここだったら働きたい」って思った10社を受けて、
4社内定もらったところで就活終了して。


行き着いたのは、セブンーイレブン・ジャパン。
(デニーズにも内定もらってたから、当時のヨーカドーグループ)

そもそも会社の考えに共感できてたら、同じ方向を向いて進んでいけるから、余計なストレスなく仕事に取り組めるはずだって思って、まずはそこでしょう、っていろんなトップの考えを聞いたように思う。

モスフードサービスの創業者の櫻田慧さんの思いも素敵だった(遠い記憶)。
毎週ある会長講話で聞く鈴木敏文会長の話は、新しいことを社会に役立つように広げていく、考え方、実行力がとにかくすごかった😳✨

そして、結婚で地方にいくので通えなくなって5年で退職しちゃったけど、最後はセブンの会長直属の部署の広報室で勤務してた。
元上司に最近聞いた話によると、他の部署の辞令は人事部役員の決裁だけど、広報室の辞令だけは、会長の決裁だった、らしい。

会長も私のことを少しは知ってたのかな、と思うだけでちょっと嬉しい✨
今でもその時に教えてもらったことは色あせずに、大事にしてる。

ググったらもう90歳を超えてらっしゃるんですね。

鈴木会長ほんとに憧れだったなぁ。いつまでもお元気でいてほしいです。
市役所で、久しぶりに怒りという感情が湧き上がり、私の原点の鈴木会長を思い出して書き留めてみました。

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