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灼熱の日の外出

今日は今月分の生活保護受給日で、市役所に行く必要があった。

私は明らかに日々進化している為、市役所に赴く事に、嫌悪感はかなり薄れてきている。

先月までは、余りにも嫌過ぎて一睡も出来ず、寝不足でフラフラな状態で市役所に行っていた私、今回は珍しく2時間程度は眠れたのだから、素晴らしい進歩だ。

いつものように市役所内の2階へ階段で上がり、細長い通路沿いにある小部屋に向かう、受給者は私だけだったので、直ぐに対応してもらえた。

ところが私の受給カードを確認した職員さんは、地区担当のTさんとの面談に行ってから、こちらに来てくださいと言ってきた。

『おお~!今回はこんなパターンでやって来たか!やれやれ┐(-。-;)┌私はまだ簡単に存在給を受け取ることを自分に許せてないらしい』と内心思っていた。

仕方なく相談窓口に行き、Tさんを呼び出してもらう。

Tさんは私にとてもにこやかに爽やかに話しかけてくださる、もうかつての冷たい応対ではなくなった、それが何よりも有り難く嬉しい。

特にTさんは私に話すべきことは無いらしく、それよりも娘のサポート担当のNさんとの面談を優先するかのように、Nさんが今は他の応対をされていて、しばらく5番の相談窓口で待ってくださいと伝えてくださった。

なかなかNさんが来られないようなので、Tさんは私に気を使ってくださり、結局先に受給額を受け取りに行くことになった。

そして無事に受給額を受け取ると、Tさんは5番の席でNさんを待っていてくださいと言って去って行かれた、なんとも呆気無くて、私は簡単に存在給を受け取ることを許されたんだと感じて、益々嬉しくなった。

やっとNさんがやって来た、挨拶もそこそこに近況を聞かれたので正直に答える。

もっと以前は上から目線で威圧感があったように思う。

今日のNさんはとても低姿勢で、親身に話しかけてくださる、でもちょっと小バカにした感じで「それは当たり前ですよね」とおっしゃった時、私は反応して「はぁ?」と不快感を表してしまった。

するとNさんは直ぐに改め、私の気持ちに寄り添うように私を宥めるようにしながら、話題を変えてくださった、これも良い傾向だと感じた。

まるで以前の私のようなオドオドした焦った言動をするNさん、私とNさんの立場が逆転したかのような面白い光景が繰り広げられたのだった。

Nさんは今日は特に忙しいらしく、他の職員さんが呼びに来た為、話の途中で面談を切り上げ挨拶もそこそこにお別れした。

これはやっぱり私の思い込みが映像化した鏡の世界を裏付けるエピソードだ!と私は面白がっていた。

もう左脳の見せる常識の世界の幻想に、限界が生じているのかもしれない。

そう捉えると凄くワクワクしてくる。

私はもっともっと自分に優しく、ありのままの自分を認め許していこうと思った。

そうすればするほど、見える世界は私に優しくなっていく!これは疑いようもない事実だ。

清々しい気持ちで市役所の外に出た。

灼熱の空気が私を包み込む。

暑い💦💦💦これだよ!この暑さこそが夏なんだ!!と興奮気味に実感していた。

ふらつくレベルの灼熱度合い、なんだかあまりの暑さにバグって、笑えてきてしまった。

ニヤニヤしながら歩く。

今日は欲しいモノ(雑誌やスマホケース)を必ず見つけて購入する!と決めていたけど、全く見つからず諦めるしかなかった。

でも私は落ち込まない。

それは大嫌いだった市役所で、全然違う応対をしてもらえたから、私はやっと許されたように思えて、凄く凄く安心して嬉しかったからなのだ。

ショッピングモール内のスーパーで、体調を崩している娘でも食べられそうな食品を探す。

結構色々見つかりカゴいっぱいになった。

レジで支払う時、心から安心して感謝してお金を送り出せた、私は今まさしく豊かさを循環させている!と感じられた。

外に出ると又々灼熱の空気に包まれる。

生きている!と実感しながら歩いた。

今年の8月は素晴らしい事がどんどん起こる予感しかしない♫

長く暗いトンネルから脱出して、思い切り太陽の光を浴びた気分。

私は確かに今ここでありのままを感じている!


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️












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