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恋することが私の本質

私は宇宙に身を任せ、力を抜いて漂うように生きていくと決めた。

そうすると、私がどう在りたいのか?私の魂は何を望んでいるのか?が見えてくる。

宇宙からのメッセージによれば、この世界は全く真逆のことが真実だったりするらしい。

私は自分の人生を読み解くのが趣味なので、これまでの半生を振り返って、何が真逆だったのかを見極めたいと思い、この記事を書いている。

私の母は極端に男女の恋愛を嫌う人だった。

幼い頃から言い聞かされた、絶対に男の人を好きになったりしてはいけない!そういうのは非常にはしたないことだ!と。

結婚するのは、ずっと大人になってからで、お見合いして その相手の人を生涯の伴侶として大切に、慎ましやかに幸せな家庭を作りなさい。

それが理想の女の幸せだと言われた。

私は母の前では大人しく従い、母の話をそのまま受け止めたフリをした。

でも内心は疑問だらけで、反抗する気満々だったのである。

私は幼稚園の頃から、お姫様が登場する物語の世界に憧れ、そこには必ず素敵な王子様も登場するので、恋することに憧れるおませな子どもだった。

だからその時点で、既に母の忠告は裏切り、恋することを前提にしていたことになる。

小学生の時は、お姫様と王子様の物語を自分で創作して、お人形ごっこに取り入れたりして遊んでいた。

心の中では、母の忠告を無視している自分に、かすかな罪悪感を感じながら、それでも私はお姫様が主人公の恋の物語を妄想せずにはいられなかった。

だから父が観ている時代劇(特に奈良時代の貴族を描いた作品)を食い入るように側で観ていたし、美しいお姫様にとても憧れた。

母を裏切ることで芽生えた罪悪感が、余計に私を恋する乙女へと加速させてくれたと言える。

恋愛を許さなかった母、それこそが宇宙の視点で見れば真逆だったのではないだろうか?

私は自分の半生を振り返って、間違いなく恋することを主体にしていたと確信している。

母の存在が圧倒的な影響力を持つ環境に身をおき、敢えて恋することを抑圧されることで、憧れが募り、爆発的に恋することにエネルギーを使う流れになる。

現実に、私は暗黒の中学生時代に、突然目の前に現れたO君に一目惚れして、それ以来 一人ぼっちの悩みも吹っ飛び、どんなに悲惨な環境でも、ただO君の姿を一目見ようという欲望の為だけに、ほぼ休まずに真面目に学校に通えたのだから。

O君への恋心の威力は絶大で、私は脳内お花畑の夢見る少女になってしまい、ずっとずっとO君のことだけを考えていた、それが高校三年生まで続いたのだ。

あの恋する期間の私は、恐れを知らない最強の精神力を発揮していたと、今さらながら感心する。

私は恋することで波動が上がり、宇宙と繋がりパワーを全開できる性質なのかもしれない。

私の恋は、自分が得た知識の中の恋とは全く違う。

友達感覚の気さくな恋ではなく、相手を崇拝するような、尊敬を伴う恋だ。

元夫との離婚の原因は、明らかに恋には程遠く、尊敬することが全くできなくなった為だった。

私はいつまでもパートナーに羨望の眼差しを向け、目がハート♡になるくらい、その人の容姿や内面に惚れ込み、ただ隣で寄り添っていたいと望む。

それだけで、私から放出されるエネルギーは、純度の高い愛のエネルギーとなり、無限に拡大していき、この世界を幸せにするに違いない。

そんな世界を私は見てみたくてたまらない。

宇宙の完璧な導きで、流れに乗りここまで辿り着けた。

私の理想の恋を描いた中国の時代劇ドラマにも出会えた。


私はこの美しい恋にとても憧れる。

このドラマのヒロイン(ヤン ミーさんが演じている)は、大好きな人を敬い純粋に恋している。

彼女にとって師匠(ウィリアム チャンさんが演じている)は自分の命よりも大切な存在で、彼しか眼中に無いくらい一途に大好きなのだ。

そんなヒロインの心をちゃんと理解して、受け止めようとする師匠が、とても素敵で、その深い愛は尊く美しい。

私は茅子俊さん以外の男性にときめくことはない!と強く決めつけていた。

でもそういう頑なな決めつけは、脆くも崩れ去るものなのかもしれない。

ドラマ コクジュ夫人に登場する師匠の佇まいに、私はずっと憧れていた美しさや尊さを感じて、とてもときめいてしまう。

あのクールな瞳に、大好きだったO君の面影を見出だすからなのだろうか?

大好きなドラマに出会えたことで、私はこんな恋がしたい!とお手本を与えてもらえた気がして、本当に今は満たされている。

とは言え、茅子俊さんへの恋心は今も色褪せず健在だ。

茅子俊さんは、O君とは全く違う魅力を持つ人だ。
以前(5年前)の私なら、もしかしたらこんなにも大好きにはならなかった可能性がある。
今の私は好きな人に強さを求めていない。
弱さを自然に私の前で出してくれる人、そういう光を持った人に、癒しや優しさを感じるから。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️














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