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リボンにときめく
私はリボンが大好き♡♡
若い頃はあちこちの雑貨店に立ち寄り、色とりどりのリボンを購入してコレクションしていた。
私のコンプレックスは毛深いことで、うなじはウブ毛だらけでとても嫌だった。
でもポニーテールにしてリボンを結ぶことに憧れていた。
その頃はストレートで艶々した豊かな黒髪だった私。
思いきってポニーテールにしてみた、そしてリボンコレクションの中から、オーガンジーのリボンを選び結んでみた。
良い感じにリボンが目立ってくれて、コンプレックスのうなじに目線が行きにくくなった。
営業の仕事で電車移動する。
その時、プラットホームにいた学生の男の子が私に注目して、隣の友達に言った「あの人可愛い」それを私は聞き逃さなかった。
私可愛いんだ!嬉しい~!!と心の中で飛び跳ねて喜んだ思い出。
それからは、好んでポニーテールにしてリボンを結ぶのが私の定番になった。
リボンの結び方を自分なりに研究して、形良く可愛く見えるように結ぶこともマスターした。
結び易いリボンの素材や大きさも分かってきて、私のリボンコレクションはより充実していった。
結婚して子育てに追われる日々となり、私はおしゃれなんて構っていられなくなった。
リボンコレクションは箪笥の引き出しにしまわれ、忘れ去られていた。
何度か引っ越しをして、それでもリボンコレクションは捨てられず、箪笥に戻される。
いつか役立つ時が来るかもしれない、そう思うと手放せなかった。
娘が小学生になり、私は娘のままごと遊びに使ってもらえるように、お気に入りのリボンをあげることにした。
その他の古くなって質感も変わってしまったリボン達を、感謝を込めて処分した。
娘が成長して、リボンを使うことも無く、またリボンコレクションは箪笥にしまわれたままになった。
そして予想外の強制退去で、有無を言わせず前の家から立ち退くことになり、リボンをそのまま家に残して、お別れした。
私はすっかり容姿も衰え、リボンなんて全く似合わないと諦めていた。
でもやっぱりリボンにときめく私がいる。
そして何より、宇宙の法則を知った今、この私が見ている世界には、私だけが存在していて、その私でさえも幻想で、自作自演の一人芝居の舞台なのだ。
ときめくことを誰かに遠慮して止めるなんて、そんなのおかしい!
自分の容姿や年齢なんて関係無い!
好きなものを好きでいることは素晴らしいのだ!!
だから私はリボンにときめく私でいようと決めた。
そんな昨日、ミラクルが起きた。
娘がネットで購入したバッグやグッズが届き、そこにリボン5本セットが含まれていた。
私は何気に娘に言った「このリボン可愛いね♪」
すると娘が「そう?良かった♫このリボンはお母さんの為に選んだんだよ!気に入ってくれて良かった~♫」
娘がそんな気遣いをしてくれるなんて、余りにも予想外だったので、めちゃくちゃ嬉しくて何度も娘にお礼を伝えた。
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とっても結び易くて可愛いリボンたち♡
まさか再びリボンに出会えるなんて思わなかったから、凄く凄く嬉しい♡
この今の幸せな感覚を大切にしようと思う。
リボンにときめく私を認め、リボンが大好きな私でいい!と決めた。
すると不思議な流れでリボンが私の元に届けられた。
こんな宇宙の流れに乗る体験が嬉しくてたまらない♡♡♡
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ここまで読んでくださって感謝します。
幸せをありがとうございます✴️