娘の誕生日をささやかに祝う
10月24日は娘の誕生日、23歳になった。
娘は常識的に言えば、私が産んだ子どもだ。
でも今の私は、母親として娘を見つめてはいない。
対等な立場で同じ宇宙仲間として、私の側にいてくれることに感謝している。
娘がお手本として 常に生き方を示してくれたから、私は挫けそうになっても、信念を貫きここまで辿り着くことが出来た。
外の世界(SNSの世界も含む)は、まだまだ私たちに生きづらさを感じさせてくる。
でも娘はブレたりしない。
大好きなHey! Say! JUMPの知念侑李さんだけを見つめ、着々と自分の夢に向かって突き進んでいる。
そんな娘を頼もしく思う。
昨日の娘の誕生日には、娘のリクエスト通りのメニューでささやかにお祝いパーティーをした。
娘がネットで購入してくれたホットプレートで、目玉焼き(贅沢にも一人卵2個使い♫)と冷凍の揚げナスと冷凍ポテトを焼く、冷凍のグリンピースで豆ご飯、冷凍オクラと豆腐のお味噌汁、ミックスジュースで乾杯してパーティーを開始した。
新しいホットプレートは、目玉焼きがめちゃくちゃ美味しく焼ける。
それに激安スーパーの冷凍揚げナスとポテトを少量の油で焼けば、ふっくらしっとり仕上がり、とっても美味しい♫
それから最近私たちがハマっているオートミールを、冷凍オクラと豆腐のお味噌汁に加えて、食物繊維を補給する。
栄養バランスバッチリのメニューで、歯への負担も無く、とっても大満足な夕食だった。
娘はニコニコと機嫌良くしてくれて、ワンコのこゆきもおとなしく寛いでくれて、私はその事が何よりも嬉しくて、この穏やかな今の幸せをしっかり感じておこう♪と思った。
特にプレゼントを用意したり、何か特別なイベントがある訳ではないお祝いパーティー。
それが私たちにはとても心地良い。
私たちは食後の儀式を大切にしている。
使い終わった食器やホットプレートをキレイにする為に、お皿やお茶碗を熱湯ですすぎ、そのお湯をホットプレートに入れる、 鶏ガラスープの素や昆布茶で薄く下味をつけ、そこにマロニーを加えて煮る。
マロニーを煮ながら、ホットプレートの縁についた油汚れをマロニーを使ってキレイに取りスープに溶け込ませていく。
そのマロニーをポン酢のタレでいただいて、最後は残ったスープをタレに加え、ホットプレートをすすいだお湯も加え、全部を飲み干すのだ。
後は再利用のキッチンペーパーで残った汚れを拭き取る、これで使った食器もホットプレートもピカピカな状態になる。
この一連の作業を、私は後片付けの神聖な儀式と捉えていて、これをしなければ落ち着かず、満足できない。
後はキッチンの流しに持って行き、少量の洗剤で仕上げ洗いをするだけ。
後片付けの儀式さえ済ませておけば、とても気が楽になり、仕上げ洗いを後回しにしても、罪悪感は全く無い。
この私のこだわりに、娘は反抗すること無く、むしろ積極的に賛同して、儀式を共に行ってくれている、それがとても有り難い。
誕生日であっても、当たり前に儀式は行う。
私は食卓で美しい食器やホットプレートを見たいのだ!
儀式が終わった状態の食器やホットプレートは、使う前のように美しく輝いている、これを見ると心からホッとして、今日もやり遂げた自分に大満足出来る。
ありのままの日常で特に華やかさも無かった娘の誕生日、それでも確かに娘はニコニコ笑顔で幸せそうだった、私もとても幸せだった。
案外こんなことが凄い奇跡なのかもしれない、と改めて思った。
ここまで読んでくださって感謝します。
幸せをありがとうございます✴️