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両極端な私の子どもたち

私は常識的な視点で見れば、決して良い母親とは言えない。

でも今の私はそれでいいと満足している。

私は長男と娘の母親として、母性を体験させてもらい、精一杯愛情を注ぐことに取り組めた。

だから2人の子どもたちに感謝している。

今日は東京で暮らす長男から、LINE電話があった。

私はいつもの癖で、また長男がトラブルを持ち出すのでは?と一瞬身構えた。

でも実際は、結婚するという報告だった。

そうか結婚するんだ、と落ち着いて長男の言葉を受け止めていた。

長男の人生は彼だけのもの、私が意見するのは違うので、おめでとう!良かったね!と伝えた。

長男は、妹である娘の近況を私に聞いてきた。

兄として気になっているようだ。

私は結婚すると決めた長男には、絶対理解してもらえないだろうと思いながら、元気に楽しく過ごしていると答えた。

案の定 長男は、この先 無職の妹がどうなるのか心配だと言った。

そうだよね!常識的に考えれば当然だと思う。

だから私は長男に何も反論せず、娘が今幸せと感じてくれているならそれでいい、長男も結婚することが幸せなら、お母さんはそれでいい、と伝えた。

そして生活保護は私にとって、生きているだけでいただける存在給だと思うと正直に言ってみた。

長男はめちゃめちゃ大笑いしていた。

私はちっとも腹が立たなかった。

私のそびえたっていたプライドは崩れ去り、長男を大笑いさせるネタを提供できたことに、満足していた。

こうして長男は、今の私を感じさせる為に、敢えて連絡して会話してくれたのだ。

長男も娘も、私から見れば2人とも私そのものを表してくれている、この世界は私の自作自演の一人芝居なのだから。

それにしても、よく出来た設定だと感心する。

幼い頃の長男は、宇宙人👽️そのもので、常に常識はずれの行動をして、私を驚かして慌てさせてくれた。

娘は幼い頃から真面目で、目立とうとせず、一人でぬいぐるみと遊ぶ子どもだった、学生時代は、ただ真面目にほとんど休まず、学校に通い続けた。

私は勝手に予想していた。

長男が世間を騒がせるほどの突拍子も無いことをやって、常識を覆してくれるに違いないと。

ところが実際は、長男はすっかり社会人として自立して、結婚もして、これからも常識ある世界で真面目に生きようとしている。

私がしたくても出来なかった常識的な暮らしを、長男は選んだのだと思うと、何だか不思議な複雑な気持ちになる。

そしてあんなにも無口に実直に真面目に生きてきた娘は、母である私の宇宙を愛する姿勢に理解を示し、これから起こる大変容の世界を、一緒に見ようとしてくれている。

娘は私から離れて、常識ある人と結婚してまともであるとはどういう暮らしかを、お手本のように見せてくれると、私は勝手に想像していた。

子どもは親の想像を良い意味で裏切るようにできているのかもしれない。

確かに、長男が宇宙人👽️であり続けたら、私はかえって常識的な生き方にこだわり、無理して自分を崩壊させていただろう。

娘が私の元に残り、いつも私が魂から望んでいた生き方を、お手本として見せてくれたから、私は心を緩め常識外れの生き方にシフトできたのだ。

やっぱり起こることはいつも最善だったことが分かる。

宇宙人👽️から常識ある立派な地球人に成長した長男。

自分の望む生き方を敢えて抑えて、ルールを守り真面目に学生生活を送り、成人してから本領を発揮して、新しい生き方を示してくれる娘。

どちらも私の大切な子どもたちだ。

2人の子どもたちに私ができることは、今ここでお母さんは幸せだよ!と、そういう波動を放つことだけ。

その幸せの波動を子どもたちは受け取り、自分も幸せで在ろうと行動してくれるはずだ。

私は母親としての責任感をようやく手放し、無償の愛の光を届けられるようになってきている。

私を成長させ導いてくれた子どもたちに心から感謝しよう。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️











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