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個人理念を、理念のままにしない。
今日は、個人理念の話をします。
簡単に説明すると、個人理念とは、自分を主語にして様々な仕事や活動をするときの軸です。(詳しくは、下記の記事を読んでみてください。)
https://u-29.com/2020/02/19/koki-kaku/
先日、弊社で「個人理念でつながるメールバトン」という企画がスタートし、その第一走者に選んでいただきました。
新しい期の訪れに合わせてスタートするセプテーニグループの新企画。バトンのお題は、
— 加来幸樹 SIGNCOSIGN (@kakukoki) October 18, 2021
「あなたの個人理念に込めた想いとグループ理念とのつながりを教えて下さい。」
きっといい声がたくさん聞けそうで楽しみです。 pic.twitter.com/eTxtsxJ1NS
このバトンを機会に、自分にとって個人理念がどんな存在であるかを見直し、改めて重要性を感じることができました。
メールバトン自体は社内での企画だったのですが、個人noteでの公開をOKいただいたので、一部を公開して、個人理念について語ってみます。
個人理念をきっかけに個人としての意思を持つことは、個人としての活躍を後押ししてくれると信じています。それと同時に組織に対して自分自身が貢献できる「仕方」を考えるきっかけになり、結果的にさまざまな組織(コミュニティ)との関わり方を豊かにしていると思います。
わたしの個人理念
右脳と左脳で美しさに共感して、届けて、共鳴する
個人理念をつくろうと思った背景
「自分にしかできない」「自分がすべきだと思うことがしたい」と考えていたことがきっかけでした。
入社して1年目のときに、飲み会で、個人理念の発案者である加来さんとお話する機会があって。そのときに「自分こそがすべきだ、と思える仕事があつまってくるのが理想」という話をしていたのですが、正直「それは加来さんの年次だからできるんでしょ」と思ってる節がありましたw
でも、そんなことを言っていてもはじまらない!自分の居場所を見つけたい!と葛藤していたときに、個人理念と出会いました。
個人理念をつくった後は、すごいスピードで人生の風向きが変わっていきました。コピーライティングをはじめたり、コンペにチャレンジして結果を出せたり、婚約したり。
考えの言語化ができたと同時に、迷いなく行動に移せる土台ができたと感じました。
自身の個人理念と、個人理念に込めた思い
右脳と左脳で美しさに共感して、届けて、共鳴する
この個人理念は、2021年の1月に設定したものです。
その前には別の個人理念を掲げて活動していましたが、今年のはじめにリニューアルをかけています。
今回はわたしの個人理念を2つの要素に分けて、そこに込められた思いを説明していきます。
①「右脳と左脳で」
ものごとを考えるとき、ロジックと感情とをうまく行き来して考えられるように意識しています。
型を学んでみてそこにあてはめること。
型から溢れ出る感情も大事にすること。
どちらも自分にとって大切な要素です。
特にクリエイティブするとき、コピーを考える際にもこの思考法を意識していますし、趣味である芸術鑑賞もこのような考え方で楽しんでいます。
時代の流れやその時代に生きる人々の思考の変遷を辿り、その中に芸術作品を位置づける。
その一方ですべての情報を取り払って、いかに作品が立ち現れるかを楽しむ。
このように、「ものごとを一側面から捉えない」「二項対立として捉えない」ということができるようになると、自分の思考にどんどん幅が出てくる気がしています。まだまだ完全にはできていないのですが、これからも持ち続けていたいスタンスです。
②「美しさに共感して、届けて、共鳴する」
わたしは、仕事でも社外の活動でも、「個人的なこと」をとても大事にしています。
自分が美しいと思う価値観、
本当に共感できるものごと、
違和感を感じたこと。
そういったものは仕事にこそ、もっと出していくべきだと感じています。
そういった一見「個人的なこと」の中には、多くの人と共有できる感情が入り込んでいます。「これってわたしだけかな…」と思っていたことを発言してみると、実は多くの人に共感されるポイントだったりすることもあるでしょう。
「個人的なこと」の中から、世の中との接合点を見いだせたとき、人を動かす大きな力になるはずです。
この大きな力をつくりたい、と日々奮闘しています。
個人理念を、理念のままにしない。
わたしの個人理念について話してきましたが、もう一つとても重要なことがあります。「個人理念を生きる」ということです。
理念にとどめることなく、自分が設定した個人理念に沿って生きてみること。覚悟をもって、行動に変えること。
ここにこそ個人理念の価値があります。
わたしはこれからも、社内社外問わず、
自分が美しいと思う価値観、本当に共感できるものごとで人を巻き込み、世界に価値を与えつづけていきます。
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!
わたしの個人理念をいいなと思ってくださった方と、何かの機会にコラボレーションできることを楽しみにしています。