映画、エルヴィス

エルヴィスプレスリーの自伝映画です、名前は聞いたことあったけど、どれほどの人気シンガーだったかは知りませんでした。

この人がロックンロールを作ったと言っても良いみたいですね、英雄がどのように生まれて、亡くなっていくか？が描かれている

イケメンで激しいダンス、腰振りで、女性達を虜にしていくのだけど、アイドル並みに超人気があったんですねー知りませんでした。

でもこの腰振りダンスなどはどこから持ってきたか？本人は貧乏だし、黒人がいる街で生まれて、黒人ミュージックが大好きで、そこから持ってきたらしくて、白人なので、そこが問題になって行きます。BBキングなどと仲が良く、彼が出演する劇場へ遊びに行ったり、相談へ行ったりしているのも、問題になったようです、まだまだ白人と黒人の関係は悪い時代ですからね。

プロモーター達はそれが許せず、プレスリーに普通に立って歌うようにやり方を変えるように指示をします、しかし、ファンは納得がいかず、プラカードを出したり、批判殺到になります、そこで、プレスリーは、警察から「指1本でも動かせば逮捕」と言われていましたが、ついにプレスリーは激しい踊りをやってしまいます。

しかし、悪徳マネージャーはグッツを売ったり、スポンサーのことばかり考えて、金儲けのことばかりなのは、今の時代につながり嫌だなーと思う部分もあるけど、このマネージャーのおかげで大きなステージで演奏出来たり、番組出演、CM、映画などに出れているので、感謝する部分はあるのかもしれないけど、自由に歌うことを許されなくなり、窮屈になっていくプレスリーの姿が、なんだか小さくなって行き、見ている自分もファンの為になってるのかなー？と疑問になりましたね、でもマネージャーは相変わらずお金の事しか考えていなくて、結局は詐欺師のような人だったようです

プレスリーが疲れてくると、薬やサプリメントのようなものを与えてしまい、最後の方は、出演の前に倒れてしまい、看護師などが私なら入院を勧めますと言っているのに、マネージャーは父親に判断をまかせて、父親は「今出来る処置をしてくれ！」と出演する方向へ持って行ってしまいます、かなり疲れていたにもかかわらずね、酷いよね。

最後、すでに立てなくなり、人にマイクを持ってもらい、ピアノを弾きながら大熱唱する実際の映像が出てくるのだけど、圧倒されて感動しました！人に命がけで歌を届ける、感動や歓びを伝えるのは、まさにプロだなーと感じました。

☆☆☆☆☆５

正直、あまりよく知らない人物だったのだけど、人生を考えさせられました。