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映画、やがて海へと届く
最初はドライブマイカーを見ようかと思ったけど、4月1日上映開始のこの映画が無性に気になりました。
内気な女の子(真奈)が大学入学後に、断ることが出来ず、無理やりテニスサークルに勧誘されてしまう、その時、1人の女の子(すみれ)が、私も入れてください!と横から入ってきます、この子とは、その後仲良くなり親友になっていきます。
何故横から入って来たかは後で解ります
サークルの新入生コンパに参加することになり、無理やり、酒を一気飲みさせられたり、乗りについて行けず、場違いの場所に来たと感じている雰囲気が見ていて伝わってきました。
僕自身もこうゆう乗りは苦手で、チャラチャラしている感じについて行けないので、とても共感出来ましたねー、わかるわーと思ってしまいました。
その後、親友になる、すみれ(浜辺美波)が可愛いので男どもが話しかけられるのが、リアリティありますね
話しかけて来た女の子(すみれ)は、何故か主人公の女の(真奈)に優しくしてくれて、トイレではこうとしているときも手伝ってくれたり、トイレから出てきて男どもが、すみれにばかり質問したり、真奈にエロイ質問をして来たり、すみれは真奈にキスをして、私達付き合ってるんですと言い、店を出て行きます。
どうして男どもは、チャラチャラした感じでエロイ話をしてくるんだろうね、酒が入っているからといっても相手は明らかに嫌がってるのにね!
2人で店を出て、自己紹介をして親友になって行きます、ここまでは良くある話だと思うけど、最初のアニメーションからはじまり、いったいどんなテーマなんだろう??と少し疑問に思ったけども、内気な女の子の心の中に入って行くことが出来て良かったですよ。
真奈がすみれに、どうしたら、すみれみたいになれるのか?と聞いたら、チューニングを合わせれば良いだけだよ!と答えていたのが良かったね。
突然、すみれが1人旅に出て、その後行方不明になります、死んだのでは?と言われている中、今度はバイトの店長まで、不幸があったり、苦しい心模様の中、かけがえのない存在をなくした、喪失感で真奈はどうやって生きて行くのか?
最後にまたアニメーションが出てくるけど、この世界の片隅になんとなく似ているなーと感じました。
最後の方にやっとわかったけど3,11の津波を通しての人間模様を表しているのかな?と感じた。やがて海へと届くとゆうタイトルの意味もよく解りました、しかし、答え合わせは鑑賞した人々が決めることかもしれません
津波で親族をなくした方のインタビューなども出てきて、胸を打たれました、これは、すみれが津波で無くなった伏線だったのだろうか?
岸井ゆきのさんの表情なども良くて個人的には良かったけど、見る人によっては何が言いたいのか解らず、入り込めずにつまらないと思う人もいるかと思います。
前科者などの方が心には残っていますが、友情とは?人間とは?考えさせられました、人間の二面性を上手く表した作品だと思います
☆☆☆☆☆5
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