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長生き な 元反社会さん

長寿を全う、長く長く生きる条件には3つの要素があるそうで。


ひとつは「認知症」にならないこと。確かに認知機能が低下したら、自分の事が自分でできなくなる。テレビを見ても映画を観ても、内容が理解できないから観なくなる。着替えられない。同じことを何度もやる。食べたという事も忘れる。人と話をしても、相手の言う事が理解できないからコミュニケーションがどんどん減る。薬も飲まなくなるし、水を飲むことも忘れるし。
確かに命を縮める。
誰もなりたくて「認知症」になるわけじゃないから、これは困る。「認知症になりたーい」なんて人がいたらお目にかかりたい。

もうひとつは、血管を弱らせないこと。これは食生活でかなりコントロールできるようだ。コレステロールをあげないように、適度な血圧で、体内バランスをちょうどよく・・目標もって食生活を続けていれば良いかもしれないけど、やっぱり「絶対」ではないし、これも「今日明日で改善」とはいかない。長期戦になる。持続も必要だ。

長期戦といえば、3つめの条件、「フレイル」にならないようにするのも、継続が必要で。加齢にともなう筋肉の減少…これを、限りなく遅いスピードにさせるには、やっぱり運動を持続することが必要で。

認知症にならなければ「持続が必要」ということが忘れられないわけで。やっぱりグルリとまわって、「認知症にならない」に戻るのかもしれない。

ところで、近所にヤクザの親分・・・元親分が住んでいた。タバコをふかしながら、100才以上の天寿を全うしたが・・・法に反した個室に入っていた経験も何度かあるそうだし、どう考えてもバランスを考え抜いた食生活をしていたとは思えないけど…100才を超えた。

さて、なにが彼を長寿に導いたのか?タバコを吸いながら最後まで散歩をしていたからか?町の発展をあらゆる角度から願っていたからか?それとも、自分の組の発展を画策していたからか?

「これを考えていれば認知症にならない」の「これ」が何であるかは・・・いいんだな、なんでも。

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