12.生まれる前に記憶を消す意味
旅行計画(10.人生計画)を旅行会社のスタッフ(8.お世話係さん)と立て、いよいよ、旅行に出る日(この世に生まれる日)が来ました。
行先はもちろん、自分で選んだ 11.家族のいる世界です。
この時に、私はまたしても、やらかします。今度は、意図的に。
本来なら、生まれる時に、あちらでの記憶はすべて消えます。
そして、人生を味わい、全うすることに全力を尽くすのです。
時に、人生を全うする中で、自分の生きる意味を思い出すことがあります。
これが、いわゆる「めざめ」や「覚醒体験」と言われるものかと思います。
おバカな私は、あちらでの記憶があった方が、より人生を楽に過ごせるはず、「めざめ」やすいはず、と、勘違いし、悪知恵を働かせたのです。
そう。あちらでの記憶をできるだけ、忘れないように、したのです。
そして、それを見越した上での、人生ハードモード設定までして(泣)。
私は、望遠窓の時と同じようなズルさを、ここでも発揮しています。
私という人間の性質は、ある意味一貫しています。
ズル賢いつもりで、実際には、ズルアホいのです。
それだけ、レベルアップに焦っていたのですが、理由が思い出せません。
残念ながら、生まれる前の記憶があるからといって、楽になったり、「めざめ」やすいということもなく、むしろ、眠ってさえいないわけですから、遠回りになります。レベルアップしずらい。
そして、多次元に意識が分散して生きることになるので、頭がおかしくなりそうな不思議な体験をする羽目になりました。
残されたのは、自分で設定したハードモード人生。もう、自分がアホすぎです。
完全に、眠りに落ちていない私は、人生を全うすることも中途半端で、本来の目覚めを体験しづらい状態からのスタートとなりました。
これは、カンニングペーパーを用意して、テストに挑むようなものでした。
テストの本来の目的を見失っています。
その結果が、今の私です。
ただ、唯一残された希望が、あります。
肝心の”生まれる前の約束”を忘れ、思い出すことができていない。ことです。
私はスピリチュアルな修行や経験を積んだわけではありません。
人生の目的も人それぞれです。
もし、私と同じようなレベルの人が、同じように迷い苦しんでいるなら、私から言えることは、一つです。
今、目の前で起きている自分の人生をめいいっぱい味わってください。
楽しんでください。
ということです。
目覚めや覚醒体験がおまけでついてくるかもしれません(笑)。
あなたは素晴らしい存在です。
I love you.
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