31.ある人との出会い
その人との出会いは、ある日突然やってきました。
色々なことで、限界に来ていた私は、何故か手相を見れるという人に、会うことになります。
手相を見てもらうことは、初めてではありませんでしたが、何故か、いつも嫌味のようなことを言われて、終わることが多かったのです。
その人が他の人と違ったのは、「霊感ありますね?ずるいな。」と言ったのです。
その人は、「不思議な体験がしたい」「宇宙の果てが見たい」と色々なことを試している人でした。でも、現実的なので、なかなかうまくいかず、私のように「何も努力せず、見えるタイプがうらやましい」と話したのです。
私は、それまで、生きてきた中で、自分が体験した数々の不思議体験について誰かに話したことがありませんでした。
何故か、その時、その人にだけは話してもよいと思えたのでした。
気づけば、幽体離脱、生まれる前の記憶についてなど、一気に話していました。
そしてなぜか、「故郷の星に還れなくなる」と悲しくなり、泣き出してしまったのです。
私は、不思議な体験を話せる仲間を見つけた!と思っていましたが、その日から、数々の不思議な体験が起こり始めるのでした。
I love you.
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