こんにちは。御茶ノ水 啓太郎です。 気づけばnoteをまるまる2年も放置してしまっておりました……申し訳ありません。出不精が過ぎますね。反省。 さて、今回はあるお知らせがありまして、noteの方を更新させていただきます。 このたび御茶ノ水は、令和五年度 隠岐後鳥羽院大賞において、「入選」の結果をいただくことができました。 歌題「秋浦」 言うまでもありませんが、本作品を含む御茶ノ水の和歌作品の無断転載・自作発言等はくれぐれもご遠慮願います。ご配慮のほどよろしくお願い
おそばせながら、あけましておめでとうございます。 おちゃづけ、こと、御茶ノ水 啓太郎です。 読者さんがどれほどいらっしゃるのかはわかりませんが……昨年は私の和歌をお読みくださり、ありがとうございました。 令和四年は年間1,000首を目標に詠歌の練習をしていく予定です。 よろしくお願い致します。 今回はタイトルの通り、「久安百首」の歌題の一部を題材として、詠歌の練習も兼ねて詠んでみました。 ● 久安百首 とは ……久安六年(1150年、鳥羽院政期)、崇徳院の命により14名
○ 時系列順。詠んだのが冬の時期ではない、いわゆる題詠の歌も含みます。 [時雨] 2021.09.27 有明の月もおぼろの夜時雨にやをらもみづる衣笠の山 [寄雨後朝恋] 2021.10.25 片敷の袂つゆけき朝かな 時雨の音に有明の鐘 [時雨]2021.11.08 木の葉散る愛宕の峰の夜時雨に秋の名残のさを鹿の声 [舞鶴の紅葉] 2021.11.14 やよ時雨いつとも言はで降りにけん鶴舞ふ里はもみぢしにけり [寒い] 2021.11.29 わが宿に衣片敷き今宵もやかたくもた
われこそは新島守よ隠岐の海の荒き波風こころして吹け こんにちは。御茶ノ水 啓太郎です。 先日島根県隠岐郡海士町にて開催されました「令和三年度 隠岐後鳥羽院大賞」の和歌部門の選考結果を、本日書面にて確認しました。 選考結果は「入選」でした。 歌題「舟」 淡路島一夜明かしの波のまにさぎりにまがふあまのつりぶね 公開の許可をいただいたので、noteにて公開します。 言うまでもありませんが、無断転載・無断使用・無断掲載等は一切禁止です。 本和歌大賞には日本全国から640首
#中秋の名月 今年の十五夜に望む月は、数年ぶりに満月であったとのことです。私の住まう地域はあいにくの曇天で、月はよく見えませんでしたが……。 [曇天の月] 2021.09.20 空に照る叢雲ばかりほの見えて人頼めなる夜半の月かな [雲間の月] 2021.09.20 里の野に秋は来にけり 久方の雲間にさゆる夜半の月影 [曇天の月] 2021.09.20 ぬばたまの夜半の叢雲たちこめて雲居のよそに月や冴ゆらん *人頼めなる……人にたのもしく思わせておいてあてにならないような
Twitterに投稿した和歌を、こちらのnoteにてアーカイブ化していきます。 不定期更新となるかとは思いますが、今後も同じようにnoteを使って和歌を記録していけたらと思っております。 [初秋] 2021.09.17 はや来にし秋の心のかなしさよ ほの吹く風にひくらしの声 [台風と月] 2021.09.17 野分してしをるる葦の節の間にほのぼの霞む岸ぎはの月 [台風] 2021.09.18 晴れにけり野分やいづこ久方の雲居をわたる秋風の声 [寄月述懐] 2021.0
サークル「茶漬物語」は、8月15日(日)に神戸国際展示場3号館にて開催された「艦隊これくしょん ~艦これ~」オンリーの同人誌即売会「神戸かわさき造船これくしょん8」に参加してきました。 今回は同人誌の新刊として「艦娘短歌集vol.04 わたつみのやまとうた」を頒布しました。個人制作の同人誌レーベルとして「艦娘短歌集」シリーズを2年前から持っており、その4作目となります。今回の「艦娘短歌集」は、艦娘の名を詠み込んだ季節詠や、艦娘に詠ませる恋の題詠・相聞歌を収録した和歌集として
noteを開設して初めての記事作成ということで、自己紹介として以下書かせていただきます。 御茶ノ水 啓太郎(おちゃのみず けいたろう)と申します。 "御茶ノ水"の名を冠しておりますが、東京の生まれや住まいというわけではありません。九州のさる地域を活動拠点として同人活動を行っております。 プロフィールにあります通り、個人運営の同人サークル「茶漬物語」を持っております。サークルに関することは私のTwitterまでどうぞ。 このnoteの方針としては、これもプロフィールにあ